サル痘について

更新日:2022年7月28日

サル痘は、サル痘ウイルスにより感染する病気です。1970年にヒトでの感染が発見されて以来、中央アフリカから西アフリカにかけて流行していましたが、2022年5月以降欧米を中心に世界各国で報告が相次いでいます。7月23日に世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長は、今般のサル痘の世界的な感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」である旨認定しました。また、7月25日には国内で第一例目となる感染例が東京都で確認されています。こうした状況をふまえ、市民のみなさまにサル痘にかかる情報を掲載します。

サル痘の臨床像

サル痘の潜伏期間は7-14日(最大5-21日)とされています。ウイルスに感染すると、潜伏期間をへて、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛、水疱(すいほう)や潰瘍、発疹等の症状が出現し、発症から2-4週間で治癒するとされています。発疹は典型的には顔面から始まり、体幹部へと広がるとされていますが、口腔、陰部や肛門の粘膜、また陰部や肛門周辺の皮膚に限局して認める例も確認されています。

サル痘でみられる皮疹(UK HSA. 2022)

サル痘の感染経路および予防策

主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。特に、サル痘が発生している国や地域へ旅行される方は、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、帰宅後3週間程度は健康状態(特に、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛、発疹などの症状を認めないか)に注意しましょう。

サル痘を疑う症状が現れた方へ

サル痘を疑う症状を認めた場合には、最寄りの医療機関へご相談下さい。また、医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹がある場合には発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をした上で受診してください。また、受診の際には、周囲の方へ感染を拡げないよう公共交通機関の利用を避けて頂きますようお願いします。

お問い合わせ

健康部 保健総務課 結核・感染症G

〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号

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