インフルエンザ

更新日:2023年7月7日

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。感染力が強く、乳幼児や高齢者など抵抗力が弱いヒトが感染すると重症化することもあります。
 

現在の流行状況

最新の流行状況は那覇市の感染症の発生状況
※沖縄県全体の流行状況については沖縄県インフルエンザ関連情報(外部サイト)
 

インフルエンザと風邪の違い

 普通の風邪は、喉の痛み・くしゃみや咳といった症状が多く、全身症状はあまり見られません。
 インフルエンザは、39℃以上の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などの全身症状が強く、これと一緒に喉の痛みや鼻水などの症状が見られます。さらに、気管支炎や肺炎などを併発して重症化することが多いこと、流行が爆発的に始まって短期間でたくさんの人に感染するということもインフルエンザの特徴です。
 

感染予防

インフルエンザにかからないようにするため、次のことを心がけましょう

  • 外から帰ってきたら、手洗いをする
  • 流行時期は人が多い場所を避ける
  • 部屋を定期的に換気する
  • バランスの取れた食事をして、睡眠を十分とる
  • 予防接種を受ける(事前に医師とよく相談してください)

 
★インフルエンザを拡げないために、咳エチケットを

  • 咳・くしゃみが出るときはマスクを着用し、他の人にうつさないようにしましょう
  • マスクがないときはティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けましょう
  • 使用後のティッシュなどはすぐにゴミ箱へ捨てましょう

 

インフルエンザ予防接種について

 予防接種は、感染しても発症を抑えたり、発症しても重症化することを防ぐ効果があり、流行期の1~2ヶ月前(秋ごろ)に接種することが望ましいとされています。体調や持病によっては薦められない場合もありますので、本人または保護者の方が医師ときちんと相談してから受けましょう。
<那覇市>高齢者インフルエンザ予防接種についてはこちら 
https://www.city.naha.okinawa.jp/nahahokenjyo/yobosyurui/koureisyainnhuruennz.html
 

インフルエンザにかかってしまったら

 早めに医師の診断を受け、受診後は次のことを心がけましょう。

  • 症状がある間はマスクを着用し、外出をなるべく控える
  • 睡眠を十分とり、安静にする
  • 消化がよく、栄養があるものを食べる
  • 脱水症状にならないよう、水分補給をする
  • 部屋が乾燥しすぎないように加湿しましょう
  • 同居している家族が感染したときは、手をこまめに洗う
  • 患者さんが使用した食器や衣類はきちんと洗うなど
  • 熱が下がっても、インフルエンザの感染力は発症から1週間ほど残ると言われています。周囲の人にうつさないように気をつけましょう

 

よくあるご質問

Q:インフルエンザ予防接種はどこでできますか。
A:保健所では現在、予防接種を実施しておりません。
 ワクチンは、それぞれの医療機関が薬品会社から直接購入することになりました。
 かかりつけ医や、お近くの内科・小児科・耳鼻科等へご相談ください。

Q:インフルエンザり患後に、職場から治癒証明書を提出するように言われました。どこで出してもらえますか。
A:インフルエンザの陰性を証明することが一般的に困難であることや、患者の治療にあたる医療機関に過剰な負担をかける可能性があることから、職場が従業員に対して、治癒証明書や陰性証明書の提出を求めることは望ましくない、とされています。
 

忘れがちインフルエンザ予防対策 ~まめにマスク まめに手洗い~

2012年インフルエンザ予防ポスター(厚生労働省ホームページより)
 厚生労働省ホームページにて、一般の方向けのQ&Aを掲載しています
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html(外部サイト)
 

医療機関の方へ

 インフルエンザは感染力が強いです。院内に感染症が発生した場合には、感染の拡大をできるだけ小さく抑える必要があります。そのためには、日常の管理の徹底とあわせて、日ごろから患者や職員における感染症の発生動向を把握し、患者発生時の対応を確認しておく必要があります。

日常の管理

  • 市内でのインフルエンザ発生動向を把握しておく
  • 入院患者や職員の健康状態を定期的にチェックする
  • 職員へ手洗い徹底を指導する
  • 職員へ健康管理を呼びかける(十分な栄養・睡眠をとる、体調不良時に無理な出勤をしないなど)
  • 室温、湿度などの環境管理に注意する
  • 流行期に掲示を行うなど、外来者に流行状況等を正しく伝え、注意を促す

 

患者発生時の対応

  • 患者等の健康状態を把握し、情報を職員間で共有する
  • 発症者が限局している場合は個室管理またはコホート隔離を行う
  • 職員へ感染予防の徹底を指導する(患者対応の前後に必ず手洗いまたは手指消毒を行う、患者対応時はマスクを着用する、十分な栄養・睡眠をとって体調管理に留意する)
  • 患者へ、手洗いや咳エチケットの重要性を啓発指導する
  • 外来者・面会者へ、手洗いやマスク着用の徹底を周知する
  • 感染拡大が認められる場合、食堂利用や共同レクレーションなどの中止を含め、状況に応じて拡大防止策を検討する。

関連サイト

・厚生労働省 インフルエンザ(総合ページ)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkakukansenshou/infulenza/index.html(外部サイト)

・国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html(外部サイト)

・沖縄県 インフルエンザ関連情報
https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/kikaku/kansenjouhou/influ.html(外部サイト)

お問い合わせ

健康部 保健総務課 感染症G

〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1-3-21

電話:098-853-7972

ファクス:098-853-7966