お肉はしっかり焼いて食べましょう!

更新日:2022年9月16日

お肉には、はじめから細菌やウイルスがついていることがあります!

 牛や豚、鶏などの肉や内臓には、解体処理する過程で腸内にいる腸管出血性大腸菌やサルモネラ、カンピロバクターのような病原性の細菌や、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合があります。
 このため、新鮮なものかどうかに関わらず、生や加熱不十分なものは重篤な食中毒が発生する危険性があります。
 細菌やウイルス、寄生虫は加熱により死滅しますので、肉やレバーなどの内臓は、よく加熱して食べましょう。
 特に、子供や高齢者、抵抗力の弱い方は、重症化することがありますので、注意が必要です。

牛レバーや豚肉、豚の内臓は十分に加熱しましょう!

 牛の肝臓(レバー)の内部には、O157などの腸管出血性大腸菌がいることがあります。
 腸管出血性大腸菌は少数の菌(2~9個)でも食中毒になることがあり、場合によっては重篤な症状を発症し、死に至ることもあるとされており、平成24年7月から、牛の肝臓(レバー)を生食用として販売・提供することが禁止されています。
 また、豚肉やその内臓(豚レバーなど)を生で食べると、E型肝炎ウイルスやサルモネラ、カンピロバクターなどの細菌による食中毒のリスクがあります。
 生の豚肉や内臓についても、平成27年6月より生食用として販売・提供することが禁止されました。
 牛レバーや豚肉、豚の内臓は、中心部まで十分に加熱して食べるようにしましょう。

鶏肉も十分加熱して食べましょう!

 鶏レバーや鶏刺し、鶏肉のたたきなど半生または加熱不十分な鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多発しています。
 「新鮮だから安心」ではありません。鶏肉料理を食べるときは、中心部まで十分に加熱されたものを食べましょう。

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