更新日:2023年4月14日
高齢者肺炎球菌予防接種について
肺炎は日本人の死因の上位となっており、年齢とともに重症化しやすく、亡くなる人の多くは高齢者です。高齢者肺炎球菌ワクチンは肺炎の中で最も多い原因となる「肺炎球菌」の約80%に効果があり、肺炎球菌による肺炎を予防したり、重症化を防ぐことができるとされています。
このワクチン接種を受けるかどうかは本人の判断となりますので、接種にあたっては医師とご相談ください。
令和5年度 高齢者肺炎球菌定期予防接種対象者
(1)または(2)に該当する那覇市民のうち、過去に23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の予防接種を1度も受けたことがない方。
(1)下表の年齢の方
(2)60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方、及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
昭和33年4月2日生~昭和34年4月1日生の方(65歳) | 昭和13年4月2日生~昭和14年4月1日生の方(85歳) |
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昭和28年4月2日生~昭和29年4月1日生の方(70歳) | 昭和8年4月2日生~昭和9年4月1日生の方(90歳) |
昭和23年4月2日生~昭和24年4月1日生の方(75歳) | 昭和3年4月2日生~昭和4年4月1日生の方(95歳) |
昭和18年4月2日生~昭和19年4月1日生の方(80歳) | 大正12年4月2日生~大正13年4月1日生の方(100歳) |
実施医療機関
実施医療機関一覧(令和5年度)(PDF:691KB)
※必ず受診前に医療機関に連絡し、ワクチン在庫の有無をご確認ください。
医療機関に持っていくもの
・令和5年度高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ及び予診票→【見本】(PDF:942KB)
・接種料金4,000円(生活保護受給者等は無料)
※お知らせ及び予診票は、令和5年4月中旬に対象者のご自宅へ送付されます。紛失された場合は健康増進課までお問い合わせください。
健康被害救済制度について
高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種は、予防接種法で定められている定期接種です。健康被害が生じた場合は予防接種法の救済制度の対象となります。
離島・県外で予防接種をご希望の方へ
離島や県外で予防接種を希望する場合は、接種前に事前の届出が必要となります。下記の申請書に必要事項をご記入の上、那覇市保健所健康増進課健診予防グループまで提出してください。
※接種料金は一旦自己負担していただき、必要書類を揃えて提出していただいた後、那覇市で定める上限額内で払い戻しいたします。詳しくは、那覇市保健所健康増進課へお問い合わせください。
・ 予防接種依頼書交付申請書・記入例(PDF:134KB)
長期療養により、定期予防接種を受けられなかった方へ
高齢者肺炎球菌定期接種の対象期間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった等の特別な事情により対象期間内に定期予防接種を受けることができなったと認められる方については、定期予防接種の対象者として予防接種を受けることができます。詳しくは、長期療養により定期予防接種を受けられなかった方へをご覧ください。