MR(はしか・風しん混合)ワクチン予防接種について

更新日:2024年3月14日

国内で麻しん(はしか)の患者が発生しています。

今年、国内で麻しん患者の発生事例が複数確認されており、確定例が発生しています。麻しんは感染力がきわめて強く、多くの人に感染します。
有効な予防方法はワクチン接種です。定期予防接種対象の方は、この機会に予防接種を受けましょう。

予防接種を受けましょう!

定期予防接種対象者:無料

1期:1歳以上2歳未満
2期:こども園・保育園等の年長さん(小学校入学前の前年度)

定期予防接種を逃したお子様へ:無料

那覇市では接種の機会を逃したお子さんも、無料で接種ができる行政措置制度があります。

対象者

那覇市に住民票があり、(1)または(2)に該当するお子さん。
(1) 2歳~2期対象年度前までで、1期を未接種のお子さん。
(2) 小学1年生相当年齢~6年生相当年齢までで、定期接種の回数が2回未満のお子さん。

行政措置制度とは

定期接種ではなく任意接種のため、万が一健康被害が発生した場合は、予防接種法に基づく国の救済制度ではなく、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済制度の対象となります。
【予防接種による健康被害救済制度について】

接種方法(定期接種・行政措置制度)

(1)実施医療機関(別リンク移動)へ予約 
(2)接種当日持ち物
   a.親子健康手帳 b.那覇市予診票 c.マイナンバーカードや保険証等

那覇市予診票について

那覇市予診票が手元にない方は、以下の方法でご準備ください。

麻しんと風しんについて

麻しんとは

麻しんウィルスは咳、鼻汁などを介して感染し、非常に感染力が強く重症度の高い感染症です。
インフルエンザウィルスと比べると6~8倍も強いと言われています。
感染症に国境はありません。海外の流行地で麻しんに感染しその後国内で感染が広がってしまう事例が時々起こっています。
麻しんの感染から身を守るには、ワクチン接種が大変効果的です。

風しんとは

麻しんと同じく咳、鼻汁などによって他の人にうつる、感染力が強い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。感染すると発しん、リンパ節の腫れ、発熱の3つが主な症状です。まれに合併症を併発することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。  

お問い合わせ

健康部 健康増進課 予防接種グループ

〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号

電話:098-853-7961

ファクス:098-853-7965