更新日:2023年2月7日
那覇市要介護者重度化防止等ケアマネジメント研究会
本研究会では、要介護者被保険者であっても住み慣れた地域で生活できるよう、居宅サービス計画について多職種協働で研究・検討し、介護支援専門員へ適切な助言を行い、多職種と互いに気づきを通じて利用者の自立支援及び要介護状態の重度化防止を推進することを目的とする。
研究会の概要
毎月1回、2件のケアプランについて研究及び助言を行う。
・令和4年度那覇市要介護者重度化防止等ケアマネジメント研究会仕様書(PDF:206KB)
・那覇市要介護者重度化防止等ケアマネジメント研究会実施手順(PDF:84KB)
・那覇市要介護者重度化防止等ケアマネジメント研究会当日の流れ(PDF:331KB)
開催実績
令和4年度(PDF:1,389KB) >>令和5年2月7日更新
・妻、娘2人と同居。自宅で転倒し救急搬送され脳梗塞の診断。全身的な筋力の低下で、今後も転倒のリスクが増えるケース。
・夫を亡くした事とコロナ禍も重なり自宅に閉じこもりがちになり心身機能低下がみられ、娘の介護負担が大きくショートステイを利用しているケース。
・市営住宅に本人と娘の二人暮らしで、自宅で転倒され入院中に介護認定を受け、退院後は在宅で福祉用具や通所介護サービス利用されているケース。
・2世帯住宅の2階に独居、3階に息子夫婦が住まれ、簡単な家事は可能であるが転倒を繰り返し精神的に落ち込みやすくなっている。処方薬が多く、血糖、血圧、不眠、不安の内服があるケース。
・インスリン注射を定時に行い、低血糖の予防が必要であり、通所サービスが当初週5回、現在週3回の利用するが、本人とご家族の思いに相違がみられるケース。
・1月に心臓弁膜症の人工弁の取替え手術をし、3か月後に退院され、現在週3回デイサービスに通いつつ、妻が入所する施設へ自分の足で歩いて訪問したい目標をもっているケース。
・本人、夫、子の世帯でデイ以外の日中は独居に近い状態で本人は腰部脊椎管狭窄症、腰椎椎体骨折、両側変形性膝関節症の病歴があり、腰、膝に痛みをかかえるケース。
・胸椎圧迫骨折により入院され、退院後は息子と2人同居されるも、自宅内はゴミが散乱し片付けられていない場所で横たわる生活するなど衛生面の課題と転倒の懸念があるケース。
・夫が施設入所以降、生活に張りがなくなり気力が低下した。実兄の他界を境に外出頻度の減少、意欲低下、活動量の低下に伴う廃用リスクが顕著となったケース。
・薬剤性パーキンソン症候群、右不全麻痺、脳血管性認知症、高次機能障害あり日常生活に支障あり。通所リハビリを行いながらADL向上を目指すケース。
・昼夜逆転し、夜間帯に妄想や徘徊があり家族は負担を感じているケース。
・緑内障、視力障害があり、転倒リスクの高いケース。
・関節痛、腰部脊柱管狭窄症等で体に痛みがある。痛みが軽減する生活を送りたいというケース。
・腰椎圧迫骨折や認知機能低下、意欲低下などの影響で介助や見守り支援を要することが増えているケース。
・コロナ禍にて外出機会の減少、訪問者の自粛で閉じこもり、認知機能の低下や意欲低下が顕著になったケース。
・母親の死去で独居生活となり、喪失感と生活内でできないことがあり課題の多いケース。
・新型コロナウイルス感染後、外出や人との関りが持てずに精神的ストレスや心身の機能の低下がみられるケース。
令和3年度(PDF:1,181KB) >>令和4年4月20日更新
事例提供者へ
那覇市要介護者重度化防止等ケアマネジメント研究会にご参加される事例提供事業者へ
・アンケート調査様式 word形式(ワード:46KB)
アンケート調査へのご協力をお願いします。
・提出事例の概要 word形式(ワード:24KB)
提出事例の概要を作成のうえ研究会事前打ち合わせ時に、事務局へ提出ください。
関連資料(厚生労働省老健局からの通知)
・介護保険最新情報Vol.1009(PDF:914KB)(令和3年9月22日)
居宅介護支援事業所単位で抽出するケアプラン検証等について(周知)
・介護保険最新情報Vol.685(PDF:4,091KB)(平成30年10月9日)
多職種による自立に向けたケアプランに係る議論の手引きについて