【10月19日】「玉陵」の国宝(建造物)の指定について

更新日:2019年3月18日

記者会見資料-市長コメント-2018年10月19日

「玉陵」の国宝(建造物)の指定について

 はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
 本日は、国の文化審議会において、本市所有の文化財「玉陵(たまうどぅん)」を「国宝」に指定するよう文部科学大臣に答申されましたことを、市民の皆様にお知らせいたします。
 このたびの答申は、建造物の国宝指定としては沖縄県で初めてであり、まさに市民の誇りになるものと、大変嬉しく思っております。
 沖縄県には、2000年(平成12年)にユネスコの世界遺産に登録されました「琉球王国のグスク及び関連遺産群」がございます。
 今回、「玉陵」が国宝指定への答申がなされましたのも、「グスクと共通性のある空間構造を持ち、建築的特徴の顕著な墓室や高欄(こうらん)の精緻な造形なども独特で、意匠的にも優れており、東アジアにおいて独自の文化的発展を遂げた琉球地方における、建築文化と葬墓制(そうぼせい)を象徴する極めて完成度の高い陵墓(りょうぼ)として、深い文化的意義を有している。」という点が高く評価されたものと受け止めております。
 本市にはこれまでに美術工芸品として「尚家関連資料」が国宝に指定されておりますので、今回の指定で2件の国宝を所有することとなります。
 貴重な文化財を未来に継承していくために、これからも文化財の保護、そして保存にしっかりと努めてまいりますので、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら
 いっぺー にふぇーでーびる。
 
【配布資料】

 

問い合わせ先

  • 文化財課 電話:917-3501

お問い合わせ

総務部 秘書広報課

〒900-8585 沖縄県那覇市泉崎1丁目1番1号 市庁舎5階

電話:098-862-9942

ファクス:098-869-8190