更新日:2024年8月9日
マイタイムラインとは
マイタイムラインとは、住民一人ひとりが自分で考える防災行動計画のことで、災害時にとるべき防災行動を時系列的に整理し、検討・作成します。
防災マップを用いて、自宅や職場、学校など地域の様々な災害リスクを知り、
どのタイミングでどのように避難するか、何を準備しておいたらよいのかを家族で話し合い、作成します。
災害時には、予め作成しておいたマイタイムラインを使うことで慌てず避難行動を取ることができます。
マイタイムラインの作成について
作成シート
マイタイムラインを作成する際、以下の様式をダウンロード・印刷しご活用ください。
▼マイタイムライン作成シート(PDF:335KB)
▼マイタイムライン作成シート(記入例)(PDF:988KB)
台風・大雨・土砂災害、高潮など、気象情報を元にある程度予測できる災害と、
地震・津波のように予測が難しい災害に分けて作成すると情報を整理しやすくなります。
作成の手順
1.災害リスクを「知る」
自分が住んでいる地域に起こり得る災害を防災マップ(なはMAP)で確認します。
確認するところ
・自宅
・職場
・学校
・平常時によくいる場所(デイケアや児童クラブなど)
防災マップ(なはMAP)はこちらから 【那覇市防災マップ】
災害リスクの確認方法はこちらから 【なはMAPの使い方】(PDF:1,709KB)
2.避難方法を決める(自宅/親戚・知人宅/自主・指定避難所)
自宅が安全だと判断できる場合には、自宅に留まり安全を確保する方法もあります。
避難先として、安全な場所にある親戚・知人宅・避難所があります。
親戚・知人へは普段から災害時に避難することを相談しておきましょう。
なはMAPで最寄りの避難所を探すことができます。
※避難にあたっては、あらかじめ決めておいた避難場所へ向かうだけでなく、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、自らの判断でその時点で最善の安全確保行動をとることが重要です。
自宅避難
避難所
親戚・知人宅
3.どのタイミングで避難するかを決める
避難情報と警戒レベルについて「知る」
「避難情報に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))では、住民は「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとるとの方針が示され、この方針に沿って自治体や気象庁等から発表される防災情報を用いて住民がとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記して防災情報が提供されることとなっています。
詳細は下のページをご確認ください。
【避難情報等の変更について(令和3年5月20日施行)】
自分と家族はどのタイミングで避難するかを決める
災害時にどのタイミングで避難行動をするかをあらかじめ話し合い、決めておきましょう。
▼警戒レベル3 高齢者等避難
・自宅が家屋倒壊等氾濫想定区域内にある場合
・小さなお子様や高齢者、障がいのある方で避難に時間がかかる場合
▼警戒レベル4 避難指示
・上記には該当しないが、自宅が浸水想定区域や土砂災害(特別)警戒区域にある場合
※災害時は防災気象情報を確認し、自治体からの避難指示等が発令されていない場合でも、身に危険が迫っていると判断した場合は速やかに避難行動を取り命を守ってください。
4.緊急連絡先と備えを確認する
家族や親戚の連絡先を確認します。
平常時に自宅以外で滞在している場所の連絡先も書いておくとよいでしょう。
非常持ち出し袋のチェックや在宅避難に備えた備蓄の見直しをしましょう。
マイタイムラインを作成したら
作成したマイタイムラインは、家族で共有します。
避難先の親戚・知人にも共有しておきましょう。
印刷したものを、非常時持ち出し袋や、普段よく使うカバンに入れておき、いつでも確認できるようにしておきましょう。