更新日：2019年3月18日
平成28年2月 市長メッセージ
「春の便り！」
はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
一月(いちぐぁち)や うちなーうてぃ初みてぃ雪ぬ落(うてぃ)ゆぬあたい いっぺー寒(ふぃー)さくないびたしが 二月(にんぐぁち)なてぃ 桜ぬ花ん咲ちはじみてぃ うちなーぬ春ん近じちちゃーびたんやー。
（一月は沖縄で初めて雪が降るほど、とても寒くなりましたが、二月になって桜の花も咲き始めて、沖縄の春が近づいてきましたね。）
雨模様の天気が続いていますが、桜の開花の頼りが届き始めるとともに、県内各地でプロ野球の春季キャンプも始まり、いよいよ春到来を感じるようになってまいりました。
漢和辞典（小学館/第五版）を引きますと、「春」という字は「草が日光によってもえ出ようとすることを表す」とあります。また、大辞泉（小学館/第一版）には「人生の中で勢いの盛んな時期」や「苦しい時期のあとにくる楽しい時期」という意味が書かれています。
おそらく、多くの人が「春（はる）」という音の響きの中に、暖かな優しさ、さわやかな香り、ワクワクするような期待感などを感じることがあるのではないでしょうか。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去るとも言われますように、ついこの間、年が明けたかと思えばもう二月、月日の経つのは早いものです。
「春」という季節には、のんびりとした雰囲気が漂いますが、学校や職場では年度末を迎え、一年の締めくくりに向うと同時に、新しい年度に向けて準備を進める時期でもあります。なにかと心せわしくなり、皆さんの周りに届く「春の便り」にも気づかないことがあるかもしれません。
色とりどりに咲き始めた花々、若草の匂い、心地よい風など、市民の皆様のもとには、どんな「春の便り」が届いていますか？
少しばかり忙しさを脇に置いて、小さな春を見つけに、読売巨人軍の那覇キャンプを見学に行くのもいいかもしれませんね。そして、学生の皆さんには、進学や就職において、素晴らしい春の便りが届くことを心から願っています。
いっぺー にふぇーでーびる。
平成28年2月
那覇市長 城間 幹子
