更新日：2019年3月18日
平成28年11月 市長メッセージ
「お元気ですか？あなたのこころ」
こころの病気（精神疾患）とは何でしょう。自分は大丈夫。こころの弱い人がなる病気。そんな誤解や偏見、差別的な見方は正しくありません。高血圧や糖尿病などのように、誰でもかかる可能性があり、予防が大切な病気のひとつです。
よく眠れない。不安感を覚える。そんな体調や気分の変化など、前兆となるサインを見逃さずに、気軽に医療機関などの専門機関に相談して、早めにこころの病気の予防につなげてください。
また家族や友人、同僚など周りの気づきや理解、サポートも必要です。本人の言葉や行動、体調の変化に気づいたら、「眠れていますか？」などの声かけから始めてみましょう。悩みを話してくれたら、共感を示しながら話を聞き、必要ならば専門家への相談につなげてあげる事も大切です。
毎年、11月は精神保健福祉普及月間です。那覇市では、精神に障がいのある方も住み慣れた場所で安心して暮らせるよう地域や医療機関等との協働により、地域で支える仕組みづくりに取り組んでいます。月間中、那覇市保健所では統合失調症やうつ病、アルコール依存症の講演会を開催します。気軽にご参加ください。
市民の皆様、こころの病気を理解し、こころの元気を保たれますよう、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら
平成28年11月
那覇市長 城間 幹子
