更新日：2019年3月18日
平成27年12月 市長メッセージ
「一年を振り返って」
はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
しわぁし（師走）なてぃ かじ（風）んふぃじ（冷）るくなてぃちゃーびーたしが ちゃーがんじゅーしみそーいびーんなー。 しくち（仕事）んうちぐとぅ（家事）ん いちゅ（忙）なさるはじやいびーしが からた（体）んてーしち（大切）にさーにかい いちにん（一年）う（終）わやびらやーたい。
（師走に入り、風も冷たくなってまいりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。仕事も家事も忙しいことでしょうが、体を大切にして、この一年を終わりましょうね）
私も市長就任から早一年が経ちました。市長という重い責任と大きなプレッシャーの中で、様々な行政課題に邁進できましたのも、ひとえに多くの市民の皆様、市議会議員の皆様、そして職員の支えがあったからこそだと、心から感謝を申し上げます。
平和・子ども・未来「ひと つなぐ まち」
これは、私が目指す市政運営を表すキャッチフレーズです。
今年一年の市政運営を振り返りますと、このキャッチフレーズの下、協働によるまちづくりを強力に推進するとともに、様々な行政課題に対応する施策を実施してきました。例えば、待機児童の解消に向けて、認定こども園キックオフ宣言を行い、来年度から5か所の幼稚園を認定こども園としてスタートさせます。また、LGBTを含む性的マイノリティの問題を「人権問題」と捉え、「誰もが生きやすい社会」を目指した「レインボーなは宣言」を行いました。その他にも喫緊の課題に対し、鋭意取り組みを進めています。一方、いずれの施策も「協働によるまちづくり」が土台であり、市民の皆様おひとりおひとりのお力を必要としています。これからも「協働によるまちづくり」にご理解とご協力を賜りますよう、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。
さて、今度は私自身の一年を振り返ります。
那覇市長という器の大きさに戸惑いを感じていた私に、ある方から「器に合わせて、あなたが大きく成長すればいい」という言葉をいただき、大変救われる思いがしました。私を成長させてくれたのは、これまで責任ある役職を経験するたびに、常にいろいろな分野の方々との出会いがあったことを思い出させてくれたからです。そして、市長となって一年、実に多くの市民の皆様と出会う機会をいただき、人と人との繋がりの大切さを実感するとともに、私をさらに大きく成長させていただいたものと感謝の念に絶えません。来年は、どんな出会いがあり、どれだけ成長できるのか、今からとても楽しみにしています。
市民の皆様はどのような一年でしたか。今年を振り返りながら、笑顔で新しい年をお迎えください。
いっぺー にふぇーでーびる。
平成27年12月
那覇市長 城間 幹子
