更新日:2019年3月18日
平成27年3月 市長メッセージ
「弥生3月-夢見月-」
はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
3月は学校や企業等では年度末と同時に、新しい年度を迎える準備に慌ただしい月でもあります。また、卒業や定年退職などで新しい環境へと旅立ちを迎える方々の晴れやかさ、そして送りだす側の寂しさが漂う、何かと落ち着かない雰囲気を感じる季節ではないでしょうか。
弥生とも呼ばれる3月は、その他にも夢見月、桜月、花見月など様々な別名で呼ばれることもあります。その中でも「夢見月」という呼び名には、春の温かな息吹と明るい希望を連想させ、心地よい響きの音を感じます。
この「夢見月」にあたり、市民の皆様が心に描く夢の実現に向かって、一歩ずつ素晴らしい人生を歩んでいかれることを心から願っています。
さて、今、那覇市議会2月定例会が2月16日から3月20日までの会期で開会しており、平成27年度予算案を中心に審議していただいています。その開会冒頭では、私が那覇市長に就任して初めて、今年1年の市政の運営に対する私の所信や予算案を述べる施政方針の表明を行いました。
具体的な内容は「平成27年度 施政方針」をお読みいただきたいと思いますが、私は、目指す市政運営を「ひと つなぐ まち」という言葉で表現しております。「人がまちをつくり、社会をつくり、世界をつくる」、そして「人材が全てに共通する財産である」という、私の信念とも言うべき熱い思いを込めて、これからの市政運営を進める上で、教育現場で培ってきた人材育成力を活かしていきたいと考えております。
そして、来月からスタートする新年度も、市民の皆様との「協働によるまちづくり」をさらに進めてまいりますので、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。
平成27年3月
那覇市長 城間 幹子