7月市長メッセージ

更新日:2019年3月18日

平成27年7月 市長メッセージ
「訪米活動の成果について」
 
 はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
 ふみち(暑気)ぬ ちゅう(強)さくなとーいびーしが ぐすーよー ちゃーがんじゅーやみせーびーがやーたい。ふみち負きしみそーらんぐとぅー いっぺー 気ぃちきてぃくみそーりよーたい。(蒸し暑くなってまいりましたが、皆様お元気でしょうか。暑さ負けしないよう、十分お気をつけください。)
 さて、5月29日から6月5日まで、翁長雄志知事の訪米活動に同行し、民主主義を国の理念とする米国において、広く米国民の方々に沖縄の民意、沖縄の置かれた状況というものを伝えてきましたので、市民の皆様にご報告します。
 現地では、米連邦議会議員をはじめ、シンクタンク、有識者、市民団体等と幅広く面談を行い、直近の名護市長選挙、県知事選挙、衆議院選挙で示された民意や国土面積の0.6%に在日米軍専用施設の約74%が集中する基地負担の状況を直接伝えることができました。
 今回の訪米活動で特に印象に残ったのは、米連邦議会議員との面談です。「辺野古問題は日本政府の問題である」とか「沖縄側に代替案はあるのか」といった意見が共通して出ており、連邦議員である彼らにしてみれば、当然に米国政府の立場を優先した意見が出ることは想定されたことでした。しかしながら、私たちを門前払いすることなく、真摯に説明に耳を傾けて、理解を示す姿勢をみせたことは、大変な驚きであり、沖縄に対する理解を深めてもらうための第一歩を確実に踏み出せたと思っています。
 また、翁長知事と米政府当局者との会談後、すぐに米国務省から報道機関向けに声明が出されたことは、米国務省からも「過去に出したことはない。」と説明されたように異例の対応だったと言われています。このような異例の対応を米国務省が取ったことは、今回の私たちの訪米活動に対する反応だと考えています。
 ひとつずつ、一歩ずつ、まずは市民、県民がそれぞれの立場で、それぞれができることをやっていくことが大切であり、将来の那覇市を背負って立つ子どもたちの未来が平和であるように行動を続けていくことが求められています。
 私も、たくさんの市民の皆様の思いを受け止めながら、風格ある県都・那覇市の市長として、これからもしっかりと取り組んでいく決意を新たにしています。
 いっぺー にふぇーでーびる。
 
 平成27年7月
 那覇市長 城間 幹子

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