更新日:2023年8月24日
消費者庁、国民生活センターからの注意喚起情報です。
インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増-20歳代や学生は特に注意を!-(令和5年7月26日)
自動車やバイクの事故や故障等が発生した際、消費者自身で対処することは難しいケースが多いため、ディーラーや修理業者、ロードサービス業者といった専門の事業者に依頼することが一般的です。
ところが、全国の消費生活センター等には「インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求された」等の相談が寄せられており、2022年度には前年度の約3.3倍に急増しています。契約当事者には20歳代や学生が多く、自動車のトラブルに慣れていない消費者が慌ててインターネットを検索し、ロードサービス業者に依頼しているケースが多いものと考えられます。(国民生活センター)
相談事例
自動車で外出しようとしたところ、自宅に停めていた自動車のエンジンがかからなかった。自動車保険にロードサービスが付帯しているが、サービス範囲外だと思い、インターネットで見つけた「基本料金3,480円」と書いてあるロードサービス業者に電話した。自宅に来たロードサービス業者が自動車を見て「バッテリーかな。基本料金は3,500円で、バッテリーテスター作業が8,000円」と言われた。作業をしてもらったところ、「バッテリーが上がっている。低電圧で充電するなら1万6,000円だが、これで直らなければ高電圧となり3万円となる。合計4万6,000円になるので、最初から高電圧を勧める」と言われたので高電圧でお願いした。
高電圧の作業後「お盆なので特別料金が加算される。緊急対応費や祝日対応費、消費税を足して合計約7万円です」と言われた。「高すぎる」と言ったところ、少し値引きされて6万5,000円になった。仕方なく支払ったが、こんな高額になるとは思わなかった。(2022年8月受付30歳代女性)
消費者へのアドバイス
・自動車の故障等が生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
・サイト等の表示や電話で説明された料金を鵜呑みにしないようにしましょう。
・請求された金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求めましょう。
・トラブルになったときには消費生活センター等に相談しましょう。
インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増-20歳代や学生は特に注意を!-(外部サイト)(国民生活センター)
遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる副業や投資の勧誘に注意(令和5年6月7日)
副業や投資に関する情報商材のトラブルに関する相談が依然として寄せられています。特に20歳代の若者の場合、支払いのために借金をさせられるケースが多くみられますが、最近の相談事例をみると、副業や投資に関する情報商材を購入後、高額なサポート契約を勧誘され、「お金がない」と断った消費者に対して遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる手口が目立っています。(国民生活センター)
相談事例
動画投稿サイトで広告を見て、副業サイトにアクセスし、無料通話アプリで友達登録した。「情報商材の購入が必要」というので、約2,000円の情報商材を購入すると、後日、事業者から電話があり「詳細を説明するので予約をするように」と案内された。約束した日に事業者から電話で「アフィリエイトや動画配信サービスの仲介ビジネスでもうかる方法を教える。手っ取り早くもうかる約200万円のサポートプランがあなたに合っている」と勧められた。「お金がない」と断ると、「貸金業者で借金する方法を教えるのでスマートフォンに遠隔操作アプリを入れるように」と案内され指示に従った。電話で事業者から言われるままスマートフォンの操作を行い、勤務先について嘘の申告をするように指示され、2社の貸金業者から50万円ずつ合計100万円を借金し、指定された個人名義の口座に振り込んだ。「残金は別の貸金業者で借金するように」と言われたが、借金の返済が苦しいので返金してほしい。
(20歳代 女性)
消費者へのアドバイス
・「簡単に稼げる」「もうかる」ことを強調する広告をうのみにしないようにしましょう。
・「借金」してまで契約しないようにしましょう。
・遠隔操作アプリは安易にインストールしないようにしましょう
・遠隔操作等で貸金業者サイトに登録してしまったら、IDやパスワードを変更するなど悪用されないための対策をとりましょう
20歳代が狙われている!?遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる副業や投資の勧誘に注意(外部サイト)(国民生活センター)
学生の就活の不安につけ込むトラブル(令和5年5月17日)
就職活動(以下、就活という)中の学生(以下、就活生という)の不安につけ込み、高額なセミナーやビジネススクール等を契約させるトラブルについて、全国の消費生活センター等に相談が寄せられています。
最近の就活は、企業セミナーや面接のWeb開催のほか、就活生によるSNSでの情報収集等、オンラインの活用が進んでいます。就活生がインターネット広告等で見つけた無料カウンセリングに参加するためや、SNSで知り合った人からアドバイスを受けるためにWeb会議に参加したところ、不意打ち的に高額なセミナーやビジネススクール等の契約を勧誘されるケースが目立ちます。(国民生活センター)
相談事例
就活に悩み、SNSで就活塾の広告を見てサイトに登録し、Web会議での無料カウンセリングを受けた。「自己分析や面接対策のセミナーを受ければ大手企業に100%内定する」と言われた。約50万円かかると言われたが、その場で判断するよう迫られ、考える余裕もなく勧められるまま申し込んだ。その後、「セミナーのオリエンテーションのために頭金2万円を支払うように」と言われ、振り込んだ。Web会議でのオリエンテーションでセミナーの説明を受け、電子の契約書面にサインをした。後日、友人に相談すると高額だと言われ、無料通話アプリのメッセージで「高額で支払えないのでやめたい」と担当者に伝えると、「今やめるのはもったいない。みんな苦しくてもローンで支払っている」と電話で説得され、解約に応じてもらえなかった。その後、担当者やローン会社からの電話に出ないでいると、無料通話アプリのメッセージで「解約に応じる」と連絡が来た。しかし、解約料として契約金額の20%を請求され、納得できない。(20歳代 男性)
消費者へのアドバイス
・無料カウンセリングのつもりでWeb会議に参加しても、いきなり高額な契約の勧誘を受けることがあるため注意しましょう。
・SNSで知り合った人からの一見親切な誘いは、高額な契約の勧誘が目的の恐れがあるため注意しましょう。
・断定的な説明や就活生の不安をあおる言葉に注意しましょう。
・安易にクレジットの高額決済や借金をしないようにしましょう。
・契約してしまっても、クーリング・オフや契約の取り消しができる場合があります。
学生の就活の不安につけ込むトラブル-Web会議で無料カウンセリング等を受けるだけのつもりが高額契約に-(外部サイト)(国民生活センター)
広告の料金と違う!ゴキブリ駆除サービスのトラブルに注意(令和5年4月11日)
・広告の料金と違う!ゴキブリ駆除サービスのトラブルに注意(外部サイト)(国民生活センター)
若者に広がる「人を紹介すればもうかる」誘いに要注意!(令和5年3月14日)
・若者に広がる「人を紹介すればもうかる」誘いに要注意!(外部サイト)(国民生活センター)
賃貸アパート退去時の原状回復のトラブルに注意(令和5年2月14日)
・賃貸アパート退去時の原状回復のトラブルに注意(外部サイト)(国民生活センター)
マッチングアプリ等で知り合った人に騙されないために(令和4年12月21日)
消費生活センターにはマッチングアプリ等で知り合った人から暗号資産やFX等の投資を勧められ、送金したところ、相手と連絡が取れなくなるといった相談が多く寄せられており、こうした場合、お金を取り戻すのは極めて困難です。そこで、寄せられている相談内容から、手口を分析し、チェックリストを作成しました。マッチングアプリ等を利用する方は、ぜひご活用ください。(国民生活センター)
相談事例
・マッチングアプリで日本在住のワイン輸入業者の役員というイギリス人男性と知り合い、無料メッセージアプリで連絡を取るようになった。やり取り開始時から男性は私のことを「妻」と呼び、「結婚後に悠々自適な生活を送るために二人で資金を出しあって投資をしよう」と言われた。暗号資産取引所に口座を持っていたので、その口座で暗号資産を購入し、男性が指定した口座に数日間にわたり合計130万円分の暗号資産を送った。数日後に男性と会う約束をしていたので、相手に会うためにも必要だと思い、さらに40万円分を送った。しかし相手から「新型コロナに感染したから会えない」と連絡があった。翌月に相手が50万円分を用意したので、私は40万円分を用意するように言われたが、20万円分しか用意できないと伝え、暗号資産で送ると、その日から相手と連絡が取れなくなった。
・マッチングアプリで中国人の女性と知り合った。アプリ内で会話をしていたが、仲良くなったので無料通話アプリを交換し頻繁にやり取りを始めた。彼女はFXの取引でもうかっており、「叔父がプロの投資家で教えてもらっているので、ほとんど負け知らずだ」という。投資経験は全くなかったが、彼女が言うのであれば本当だろうと思い、言われるままにスマホに外国のFX取引のアプリをインストールした。彼女からアドバイザーと呼ばれる人を紹介され、無料通話アプリでやり取りをした。FX口座を開設するために運転免許証の写真を送付し、投資金として、国内の銀行の外国人名義の口座に10万円を振り込んだ。毎晩女性と連絡を取り、女性から「ここを押して」等と指示を受け売買をしていた。アプリ内ではもうかったので、数日後さらに200万円を振り込んだ。しかし、さらに投資しようとすると振り込みできなかった。もうけ分の出金を依頼したが、既読になっているのに返信が来ない。
消費者へのアドバイス
・マッチングアプリ等で知り合った相手の指示で投資するのはやめましょう。
・マッチングアプリ等は、ルールに従って利用しましょう。
マッチングアプリ等で知り合った人に騙されないためのチェックリスト(外部サイト)(国民生活センター)
通販サイト、カード会社、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!(令和4年12月21日)
通販サイト、クレジットカード会社、宅配便事業者などの実在する組織をかたるメールやSMS(ショートメッセージサービス)を送信し、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取するフィッシングに関する相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。
相談事例
通販サイトから「支払い方法に問題がある」とのSMSがスマートフォンに届いた。疑いもせず指示通りに添付のURLをタップし、クレジットカード番号や住所を入力した。その後、クレジットカードの請求明細を確認したら、合計約4万円の身に覚えのない決済があった。
消費者へのアドバイス
・あせらず冷静に!メールやSMSに記載されたURLには安易にアクセスしないでください。
・フィッシングサイトにアクセスしてしまっても個人情報は絶対に入力しないでください。
・フィッシングサイトにID・パスワード等を入力してしまったらすぐに変更し、クレジットカード会社などにも連絡しましょう。
・ブックマークした正規のURLや正規のアプリからアクセスすることを日ごろからの習慣にしましょう。
通販サイト、カード会社、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!(外部サイト)(国民生活センター)
“推し”に会えない可能性も! 転売チケットの購入トラブル(令和4年11月8日)
・“推し”に会えない可能性も! 転売チケットの購入トラブル(外部サイト)(国民生活センター)
暗号資産を使った投資話に注意!(令和4年10月25日)
・暗号資産を使った投資話に注意!(外部サイト)(国民生活センター)
18歳から大人に クレジットカードの使い方を考えよう!(令和4年9月13日)
・18歳から大人に クレジットカードの使い方を考えよう!(外部サイト)(国民生活センター)
まさか自分が著作権侵害?!-ファイル共有ソフトの安易な使用には危険がいっぱい!-(2022年9月7日)
相談事例
自分の好きなアニメがインターネット上で無料で見れることを知り、ファイル共有ソフトのインストールを行い、作品をダウンロードした。後日、著作物をアップロードしたとして、プロバイダ事業者から開示請求意見照会書や、弁護士事務所から文書が届いた。
消費者へのアドバイス
・共有ソフトを通じてダウンロードした時点で意図せずアップロードしてしまっていることもあります。ファイル共有ソフトの仕組みやリスクをよく理解し、できる限り利用は控えましょう。
・違法なダウンロード、アップロードはやめましょう。
・心当たりがないにもかかわらず、発信者情報開示に係る意見照会書や事業者からの文書が届いた場合は、端末の共有者(家族など)にも確認しましょう。
まさか自分が著作権侵害?!-ファイル共有ソフトの安易な使用には危険がいっぱい!-(外部サイト)(国民生活センター)
男性も増加!脱毛エステのトラブル(2022年7月21日)
相談事例
【事例1】広告に掲載されていた施術を希望したが、高額なプランを勧められた
【事例2】体験後に強引に契約を迫られ、契約してしまった
消費者へのアドバイス
・低価格の広告を見て店舗に出向いたところ高額なコースを勧誘されたというケースが目立ちます。気軽さや安さを強調した広告だけで判断しないようにしましょう。
・「割引は今日だけ」などとせかされるケースも見受けられます。金額やコース内容に不安がある場合は、安易に契約せずきっぱりと断りましょう。
・分割払い(個別クレジット)の場合は、手数料を含めた金額や分割払いの期間を必ず確認してください。また、長期間にわたる契約では、脱毛機器が肌に合ってなかったり、事情が変わって通えなくなったりと、解約せざるを得ない状況も想定されます。都度払いができる店やコースも検討しましょう。
男性も増加!脱毛エステのトラブル(外部サイト)(国民生活センター)
通い放題の脱毛エステ 中途解約に注意(2022年6月7日)
タレント・モデルなどの契約トラブルに注意(2022年5月17日)
管理会社の依頼?引っ越し直後の訪問販売に注意(2022年3月16日)
・管理会社の依頼?引っ越し直後の訪問販売に注意(外部サイト)
「SNSでPRをすれば商品代金やサービス利用料が無料になる?!」などの勧誘に注意(2022年4月14日)
SNSの投稿で商品やサービスをPRすれば、後からキャッシュバックを受けることができ、一切の負担なくそれらを利用できるなどと勧誘して商品等の契約をさせる手口について(外部サイト)
簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などの勧誘に注意(2022年4月13日)
簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などというLINEのメッセージによる勧誘を受け「副業」の「マニュアル」を購入してしまったが、実際の「マニュアル」に記載された「副業」の内容は告げられたものとは異なっていたなどという相談が、各地の消費生活センター等に数多く寄せられています。
この件について消費者庁が調査した内容がサイトに掲載されていますのでご覧ください。
・簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などの勧誘に関する注意喚起(外部サイト)
電気代が安くなる!?電力契約の訪問販売トラブル(2022年4月11日)
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新しいお部屋で新生活!「賃貸借契約」を理解して、トラブルを防ごう!!(2022年3月3日)
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18歳から大人に!クレジットカードの使い方を考えよう!(2022年2月10日)
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新生活が狙われる?引越直後の訪問販売トラブル(2022年2月10日)
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