更新日:2019年3月18日
平成29年11月 市長メッセージ
市民の台所、輝き再び
市民の皆様、60年以上の歴史を重ねてきた農連市場が、新しく「のうれんプラザ」として生まれ変わりました。
これまでの農連市場は、昔ながらの相対売りや、市場の人たちとのふれあいを感じられる古き良きマチグヮー文化の象徴であり、観光客にも人気のスポットでした。また、昭和の佇まいの残る風景も魅力のひとつだったのではないでしょうか。
私もずいぶんと足を運びましたが、古くなった建物を見るたびに、台風や火事の心配が頭をよぎり、市場で働く方々や訪れる方々の安全対策について、いつも気にかかっていました。しかし、市場に関わる皆さんが一丸となって、災害に強く、「人とものが行き交い、マチグヮー文化を継承するにぎわい豊かな街」を目指して再開発事業を進め、このたび「のうれんプラザ」がオープンしたことを、大変嬉しく思っています。
店舗の皆さんも、これまで育んできたマチグヮー文化をしっかりと継承しながら、気持ちも新たに頑張るぞという気概にあふれています。
まだ整備中の区画もありますが、「のうれんプラザ」を中心に多くの交流が生まれ、ふれあいが深まり、市民の台所としての輝きが増すことを、心から楽しみにしています。
平成29年11月
那覇市長 城間 幹子