更新日:2019年3月18日
平成29年7月 市長メッセージ
育ちを見守る
はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
人は生まれながらにして、成長していく力とともに、周囲の環境に自ら関わろうとする力を持っています。周囲とのつながりや関わりの中から愛着を形成し、情緒を安定させることにより自我が芽生え、自己主張を覚えます。そして、あふれる感情を周囲に受け止められ、見守られることで、子どもは自らを肯定し、安心感を得て成長するのです。
いつの時代においても、未来をつなぐ存在である子ども達は、地域に育まれ、尊ばれるべきであると思っており、私たち大人には、その健やかな育ちと環境を見守る責務があります。
今、子育てをとりまく環境は、社会状況の変化により核家族化や地域コミュニティの希薄化が進み、養育者の育児への不安や負担、孤立感が高まっているように感じます。
社会全体で子育て中の家族を理解し、寄り添うことは、子育てをする者の心を受け止め、安心した保育環境を醸成することにつながります。
次代を担う子ども達の未来を、地域・社会が拓いて行くために、んなし まじゅん ちばてぃ いかなやーたい。(みんなで一緒にがんばっていきましょうね)
平成29年7月
那覇市長 城間 幹子