更新日:2022年9月22日
医療的ケア児等の支援について
医学の進歩を背景として、NICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な医療的ケア児の数は増加傾向にあります。
医療的ケア児を支援するにあたっては、医療、福祉、子育て支援、保健、教育等の多岐にわたる分野の連携が不可欠です。
本市においても『医療的ケア児等の協議の場』の設置や『医療的ケア児等コーディネーター』の配置等を行い、医療的ケア児の支援体制構築に向けた取組みを進めているところです。
『医療的ケア児等の協議の場』について
『第1期那覇市障がい児福祉計画(平成30年度~令和2年度)』における「平成30年度を目標として、医療的ケア児支援のための保健、医療、障害福祉、保育、教育等による関係機関の協議の場を設置する」との目標に基づき、平成30年度に「那覇市障がい者自立支援協議会」の下部組織である「子どもワーキング」を協議の場として設置しました。
令和3年度から本格的に取組みをはじめ、5回の協議の場を開催するとともに、医療的ケア児等支援に関する情報をまとめた『アクセスマップ』を作成しました。
・(9月22日修正版)医療的ケア児等支援アクセスマップ(表紙)(PDF:416KB)
・(9月22日修正版)医療的ケア児等支援アクセスマップ(各種サービス・助成制度等)(PDF:657KB)
『医療的ケア児等コーディネーター』について
医療的ケア児等が地域で安心して暮らしていけるよう、医療的ケア児等に対する支援が適切に行える人材を育成することを目的に、毎年沖縄県において「医療的ケア児等コーディネーター養成研修」が実施されており、本市においても支援体制の構築に向けて協力いただくことを要件に、毎年複数名受講者の推薦を行っております。
これまでに本市より推薦を行った相談員等が所属する事業者は次のとおりです。
1 特定非営利活動法人わくわくの会 さぽーとせんたーi
2 社会医療法人葦の会 相談支援事業所ひかり
3 一般社団法人 Kukuru
4 相談支援事業所 ほくれい
5 社会福祉法人若竹福祉会 地域生活支援センターEnjoy
6 相談支援事業所 椿
7 シルビアンゆらら
8 共同生活援助GENホーム
9 特定非営利活動法人 おきなわ障がい者相談支援ネットワーク
沖縄県全体の受講事業者はこちら(リンク)(外部サイト)をご参照ください。
また、本市における医療的ケア児等コーディネーター等の位置づけは次のとおりです。
医療的ケア児等コーディネーター等の位置づけ(PDF:402KB)
医療的ケア児等支援に関しご相談がありましたら、基幹相談支援センター等機能強化事業担当(リンク)までご連絡ください。