サンビセンテ市との交流のあゆみ

更新日:2019年3月18日

ブラジル連邦共和国サンパウロ州サンビセンテ市との交流の歩み

 サンビセンテ市には沖縄県出身者が多数住んでおり、各方面で活躍しています。
 その中の一人で、当時サンビセンテ市長を務めていた伊波興祐氏から、沖縄県人ブラジル移住70周年を記念して那覇市と姉妹都市を結びたいとの要請が1978年6月に届きました。
 これを受けて、那覇市としても両市が姉妹都市を締結することは、今後の両市の発展に寄与するばかりではなく、両市民の交流を通じて世界の平和に貢献するものと確信し、1978年10月23日にサンビセンテ市において、姉妹都市締結調印式を行いました。
 両市はその後、文化、スポーツなどの都市間交流を深めており、1982年から2014年まで職員交流事業を実施し、提携の周年事業において、両市長が相互訪問を行うなど、交流が続いている。

地図


西 暦
( 元 号 )

事 項

1978年
(昭和53年)
  • 前田武行助役、金城重正市議会議長がサンビセンテ市を訪問し、姉妹都市締結調印を行う
  • サンビセンテ市に開園した幼稚園に「那覇幼稚園」と命名される
  • 那覇市から児童画35点を贈る
1979年
(昭和54年)
  • 平良良松市長サンビセンテ市を親善訪問し、名誉市民章を受ける
  • サンビセンテ市長伊波興祐氏が本市を親善訪問し、同氏に那覇市国際親善名誉市民章を授与。
1980年
(昭和55年)
  • 「観光那覇」の映画フィルムを贈る
  • サンビセンテ市の子供たちに絵本を贈る
1981年
(昭和56年)
  • 親泊康晴助役一行、サンビセンテ市を親善訪問し、幼稚園教諭の交換派遣事務打ち合わせを行う
1982年
(昭和57年)
  • 那覇市・サンビセンテ市職員派遣交流事業を実施(主に幼稚園教諭)
  • 那覇市職員2名を派遣(松田すみ子、金城るり子 3か月) 
  • サンビセンテ市職員2名を受入(マリア・ルイザ・コジオーラ、シブリナ・モーラ・アマラール 3ヶ月)
1983年
(昭和58年)
  • 姉妹都市提携5周年を記念して、呉屋永得収入役、金城重正市議会議長一行がサンビセンテ市を訪問
  • 那覇市職員2名派遣(比嘉邦子、与那覇香代子 3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(テレーザ・フェレイラ・アクアビーバ、エスパニョル・アロソン・イタマーラ 3ヶ月)
1984年
(昭和59年)
  • 那覇市職員2名派遣(山田美枝子、新里薫 4月~6月の3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(マリア・アパレシーダ・F・ローシア・ターニア・M・T・サンマメード 9月3日~11月末 3ヶ月)
1985年
(昭和60年)
  • 那覇市職員2名派遣(砂辺律子、国吉和子 4月~6月の3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(テレーザ・クリシチーナ・MC・セルケイラ、リーゼ・シケイラ・デ・アンドラーデ 9月8日~3ヶ月)
1986年
(昭和61年)
  • 那覇市職員2名派遣(有銘和子、西原美津江 8月~10月の3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(アローザン・ドス・サントス・アブリヒュス、ソーニア・マルシア・ナシメント 4月3日~3ヶ月)
1987年
(昭和62年)
  • 那覇市職員2名派遣(山城成子、仲田悦子 8月~10月の3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(モーニカ・ソアーレス・ビェイセル、テルマ・ゴメス・ナシメン 4月3日~6月 3ヶ月)
1988年
(昭和63年)
  • サンビセンテ市長のセバスチャン・リベイロ・ダ・シルバ氏が本市を親善訪問する。同氏に那覇市国際親善名誉市民章を授与する。
  • 那覇市都市提携市民の会サンビセンテ部会長の宮城清徳氏が姉妹都市締結10周年を祝う那覇市長のメッセージを携えてサンビセンテ市を親善訪問する。
  • 那覇市職員2名派遣(新垣直子、宮城阿矢子 3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(マリア・ド・カルモ・R・アレシャンドレ、マリア・クリスチナ・デニス・アルノウ)
1989年
(平成元年)
  • 8月18日~30日、備瀬政太郎助役、唐真弘安市議会議長一行がサンビセンテ市を親善訪問
     その際に、サンビセンテ市議会より親泊康晴市長にサンビセンテ市名誉市民の称号が授与される
  • 那覇市職員2名派遣(仲地初子、當真ゆかり 3ヶ月)
  • サンビセンテ市職員2名受入(シーレイ・マリア・デ・オルネーラス・アラウジュ、カーチャ・エスパニョール・バティステラ 3ヶ月)
1990年
(平成2年)
  • 8月20日、サンビセンテ市議会議員が市長メッセージを携え来訪
1991年
(平成3年)
  • サンビセンテ市職員2人受入(伊波正哲、テルシオ・アウグスト・ガルシア 2ヶ月半)
  • 市制70周年式典にサンビセンテ市から代表団来訪
  • 姉妹都市公衆電話ボックスをパレットくもじ前に設置
1992年
(平成4年)
  • サンビセンテ市に技術職員2人を派遣(儀間真輝、山内昌和 9月7日~11月6日の2ヶ月)
1993年
(平成5年)
  • 姉妹都市締結15周年記念親善訪問団25名を派遣。安里安明議長がサンビセンテ市名誉市民の称号を授与される。
  • 在伯那覇市民会一行(31人)来覇
  • サンビセンテ市から研修職員2人を受入(フェルナンド・モレイラ・ダ・シルバ、イネス・ダ・シルバ・マガリャンエス 9月30日~12月28日の3ヶ月)
  • 那覇西高校サッカー部サンビセンテ市を訪問
1994年
(平成6年)
  • サンビセンテ市に市内のサッカー少年6人を派遣(12月24日から13日間)
  • 在伯那覇市民会主催沖縄芝居ブラジルチャリティ公演実施
1995年
(平成7年)
  • サンビセンテ市幼稚園教諭一行受入
  • 第2回世界のウチナーンチュ大会、イチャリバチョーデー交流パーティーにサンビセンテ市幼稚園教諭一行及び在伯那覇市民会一行参加
  • 沖縄芝居「さらば福州琉球館」福州公演記念「那覇市日中友好の翼」が福州市を訪問
1997年
(平成9年)
  • 沖縄空手古武道世界大会にサンビセンテ市の空手道場関係者15名が参加のため来覇
1998年
(平成10年)
  • 友好都市提携20周年を記念して、マルシオ・ルイス・フラン・サ・ゴメス市長一行来覇
     記念植樹及び那覇市国際親善名誉市民の称号を授与
  • 上原清市議会議長がサンビセンテ市を訪問し、友好都市20周年を記念して建てられた守礼門の落成を祝う
     その際に、上原議長に対しサンビセンテ市名誉市民の称号を授与される
1999年
(平成11年)
  • サンビセンテ市から研修職員2名を受入(オズワルド・ネヴォラ・フィリヨ、ジャジール・ムニィス・デ・ソウザ 9月19日~2か月間)
2001年
(平成13年)
  • 第3回世界のウチナーンチュ大会、イチャリバチョーデー交流パーティーに、市長公室長、クラウディオ・サントス氏とその婦人、ベラ・サントス氏、交通局長、伊波正哲氏、議員アルフレッド・モウラ氏参加
2002年
(平成14年)
  • サンビセンテ市へ市職員2名を派遣(與那原時子、喜屋武智代 10月10日~12月10日の2か月)
2003年
(平成15年)
  • 那覇市・サンビセンテ姉妹都市締結25周年及びブラジル・アルゼンチン移民95周年記念式典参加のため市長を団長とする訪問団がサンビセンテ市を訪問
     翁長雄志市長及び我那覇生隆市議会議長にサンビセンテ市名誉市民の称号が授与される
  • サンビセンテ市から研修職員1名を受入(ナイエネ・ポンテ・ド・カルモ 10月8日~12月9日の2か月)
2004年
(平成16年)
  • サンビセンテ市へ市職員1名(環境センター技師・森根利之)を派遣(3月5日~4月6日の1ヶ月)
2005年
(平成17年)
  • サンビセンテ市関連企業コデザーヴィ技師(アントニオ・デ・メロ・ネト)を受入(10月5日~12月4日の2ヶ月)
2006年
(平成18年)
  • サンビセンテ市へ職員1名(環境部環境政策課ゼロエミッション推進室長:島田 聡子)を派遣
     (10月24日~12月23日の2か月)
     ※ブログアドレス http://satosamba.ti-da.net/(外部サイト)
2007年
(平成19年)
  • 8月4日~10日、テルシオ・ガルシア市長一行10名が来覇。
     市長とジルベルト・ドミンゴス・ハンポン議長に那覇市国際親善名誉市民の称号を授与した。
  • サンビセンテ市から研修職員1名を受入。
     (マウロ・シウヴェイラさん 10月6日~11月15日の1か月)
2008年
(平成20年)
  • 8月22日~、ブラジル、アルゼンチン移民100周年記念式典に出席のため、翁長市長一行15名がブラジル、アルゼンチンを訪問。 
     サンビセンテ市姉妹都市提携30周年を記念して、サンビセンテ市を訪問し、記念式典に出席。マーリオ・テルヤ氏に那覇市国際親善市民栄誉賞を授与。
     久高將光前議長、安慶田光男議長がサンビセンテ市名誉市民の称号を授与された。
2009年
(平成21年)
  • サンビセンテ市へ職員1名(都市計画課;渡慶次一司)を派遣
     (12月2日~2月4日の2か月)
2010年
(平成22年)
  • サンビセンテ市から研修職員1名を受入。
     (ジョアネッテ・マリア・ド・ナッシメント 10月7日~12月7日の2か月)
2011年
(平成23年)
  • サンビセンテ市へ職員1名(消防職員 小谷良)を派遣。
     (8月3日~9月25日の2か月)
  • 10月12日~16日、第5回世界ウチナーンチュ大会が開催され、サンビセンテ市より20名の訪問団が来覇。
2012年
(平成24年)
  • サンビセンテ市から研修職員1名を受入。
     (フェルナンダ・モラト 10月13日~12月14日の2か月)
2013年
(平成25年)
  • サンビセンテ市へ職員1名(高良幼稚園教諭 与儀守貴)を派遣。
     (8月1日~9月30日の2か月)
  • 8月24日~30日、那覇・サンビセンテ市姉妹都市提携35周年を記念して、翁長市長、安慶田市議会議長一行がブラジルを訪問。記念式典に出席
2014年
(平成26年)
  • ルイス・クラウジオ・ビリ サンビセンテ市長一行8名が来覇。市長に那覇市国際親善名誉市民の称号が授与された。
     (5月15日~5月23日)
  • サンビセンテ市から研修職員1名を受入。
     (ヴァグネル・ガウディノ 9月26日~11月24日の2か月)
2015年
(平成27年)
  • 携帯電話の普及に伴い、パレット久茂地前に設置されていた姉妹都市公衆電話BOX(管理・所有はNTT)が撤去される(1月)。
  • 公益財団法人沖縄文化振興会の「エイサー普及啓発(エイサー指導員派遣)事業」を活用し、那覇太鼓の会長 与那覇仁と座波篤史2名を派遣する。
     (11月13日~11月23日)
     エイサー指導員派遣に併せて、大太鼓(中)5個とパーランクー5個をサンビセンテ市に送る。
2016年
(平成28年)
  • 第6回世界のウチナーンチュ大会 なーふぁんちゅ交流会にサンビセンテ市・サントスから訪問団53名が参加(10月28日)。
2018年
(平成30年)
  • ペドロ・ゴウヴェア市長一行7名が那覇市を訪問する(4月30日~5月7日)。

  • ペドロ市長に那覇市国際親善名誉市民の称号を授与する。

  • 那覇・サンビセンテ姉妹都市提携40周年及びブラジル移民110周年記念式典参加のため城間幹子市長を団長とする訪問団がサンビセンテ市を訪問する。

    (7月30日~8月7日)。

  • 城間幹子市長及び翁長俊英市議会議長がサンビセンテ名誉市民の称号を受ける。また、市長及び議長へサンパウロ州より勲章を授与される。
2020年
(令和2年)
  • エイサーの練習用動画を那覇太鼓よりサンビセンテ部会(那覇市国際交流市民の会)を通してサンビセンテ市へ送る。
  • サンビセンテ市職員として姉妹都市交流に尽力した故イハ・セイテツ氏へ那覇市国際親善栄誉賞を授与(10月23日)。長男のイハ・ロドリゴ・マサフミ氏が表彰状を受け取る。

2023年

(令和5年)
  • 那覇・サンビセンテ姉妹都市提携45周年のため知念覚市長、野原嘉孝市議会議長一行がサンビセンテ市を訪問する(7月21日~25日)。
  • 知念覚市長、野原嘉孝市議会議長がサンビセンテ名誉市民の称号を受ける。

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