更新日:2020年8月6日
神奈川県川崎市との交流の歩み
大正時代に沖縄から川崎の紡績工場に多くの人々が就職し、戦後にいたるまで多くの沖縄県人が川崎市民として生活していました。
1950年には、川崎市在住の沖縄県人により「川崎沖縄芸能研究会」が発足し、毎年様々な行事で沖縄伝統芸能が披露され、1954年には神奈川県と川崎市より無形民俗文化財として「沖縄民俗芸能」が指定さました。
1959年には、川崎市出身の詩人・佐藤惣之助の詩歌碑が川崎市と那覇市の友好を深めるため、川崎市民の寄付により、那覇市へ贈られた。(碑は、同じ川崎市出身の人間国宝・濱田庄司氏が、沖縄独特の赤瓦を織り込んだヒンプン(衝立)型を作成し、詩集の「宵夏」の一部が書かれた陶板をはめ込んだものとなっている。)
また、濱田庄司氏は、那覇市壷屋の陶工と深い親交を結び、壷屋焼を全国に知らしめる役割も果たされました。
このような文化的交流を背景に、1995年川崎市の文化協会、沖縄県人会、沖縄芸能研究会や町内会連合会など9団体の連名で「川崎市と那覇市の友好都市締結の要請書」が提出され、友好都市締結の気運が盛り上がり、同年12月川崎市助役が那覇市を訪れ友好都市協定の提案がなされました。
1996年3月には那覇市議会で全会一致で友好都市締結が議決され、1996年5月20日、川崎市長、川崎市議会議長や友好都市締結要請9団体代表をはじめとする川崎市代表団を那覇市に迎えて、平和と文化を機軸とした友好都市協定締結式が盛大に開催されました。
西暦 (元号) | 事項 |
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1996年 (平成8年) |
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1997年 (平成9年) |
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1998年 (平成10年) |
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1999年 (平成11年) |
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2000年 (平成12年) |
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2001年 (平成13年) |
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2002年 (平成14年) |
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2003年 (平成15年) |
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2004年 (平成16年) |
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2006年 (平成18年) |
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2008年 (平成20年) |
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2009年 (平成21年) |
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2010年 (平成22年) |
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2016年 (平成28年) |
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2019年 (平成31年) |
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2020年 |
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2022年 (令和4年) |
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