(10月15日)特別展『中国陶磁名品展~沖縄が初めてであう中国陶磁~』の開催

更新日:2025年10月15日

(10月15日)特別展『中国陶磁名品展~沖縄が初めてであう中国陶磁~』の開催

 はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら。

 本日は、2年に一度、那覇市立壺屋焼物博物館で開催いたします特別展について、市民の皆様にご案内申し上げます。

 11月1日(土)から12月14日(日)までの期間、「沖縄が初めてであう中国陶磁」と題し、特別展『中国陶磁(とうじ)名品展』を開催いたします。

 中国で作られた陶磁器は、長い歴史の中で発展した多様な技法と様式が生み出す芸術性と希少性から、日本だけでなく世界にも大きな影響を与える、文化史上特筆すべき美術品です。

 この特別展は、沖縄で中国陶磁を紹介する初めての企画であり、那覇市立壺屋焼物博物館所蔵の中国陶磁に加え、東京国立博物館、出光(いでみつ)美術館、大阪市立東洋陶磁美術館から17点の作品を借用し、合わせて40点ほどの中国陶磁を展示公開いたします。

 このうち、14世紀、(げん)時代の「染付(そめつけ)の壺」、「(せい)() (りゅう)牡丹(ぼたん)唐草(からくさ)(もん) 双耳(そうじ)()」は、世界的にも希少で、高い評価を得ており、同じ時代に作られた染付が首里城の京の内から出土するなど、沖縄とも縁が深い作品です。また、12世紀の景徳鎮(けいとくちん)で作られ、緻密(ちみつ)な線彫り模様が見事な「青白磁(せいはくじ) 刻花(こっか) 牡丹唐草文(ぼたんからくさもん) 吐魯(とろ)(びん)」や、高さ51センチメートルの牡丹(ぼたん)(もん)が美しい「(ふん)(さい) 牡丹(ぼたん)(もん) (おお)(びん)」など、借用作品の多くが沖縄初公開となります。

 併せて、特別展期間中は、展示解説会、専門家を招いての文化講座、児童生徒・学生向けの体験教室などの関連イベントを実施する予定でございます。

 沖縄初公開を含む作品で構成された展示と、専門家による関連イベントを合わせて、これまでにない文化鑑賞体験を市民・県民の皆様に提供できるまたとない機会になるものと考えております。入場も無料となりますので、この機会に是非、多くの皆様に会場に足を運んでいただき、貴重な美術品を間近でご覧いただきますようご案内申し上げます。 いっぺー にふぇーでーびる

お問い合わせ

那覇市

〒900-8585 沖縄県那覇市泉崎1丁目1番1号

電話:098-867-0111