【4月16日】国保税収納率向上に向けて市民の皆様へご協力のお願い

記者会見資料-市長コメント-2014年4月16日

　ハイサイ　グスーヨー　チューウガナビラ。本日は、国保税収納率向上に向けて市民の皆様へご協力のお願いを申し上げます。
　本市の国民健康保険事業の財政状況は、平成19年度から平成24年度まで6年連続で赤字計上となり、平成25年度の決算では、一般会計から15億円を繰入して赤字補てんをいたしました。しかしながら、現時点での累積赤字額は約52億円に膨らむと予測されており、このままでは市民生活に大きな影響を及ぼします。
　市町村国保の財政状況は、年齢構成の高さからくる医療費水準の高額化や、加入者の所得水準の低さなどにより、保険税負担が重くなるという構造的な問題を抱えており、全国的にも厳しいものがあります。
　国においては、様々な医療制度改革を実施しておりますが、依然として改善されておりません。
　今後は、平成30年度に国保の財政運営を市町村から都道府県に移行する道筋を定めるとともに、制度の構造的な問題解消に向けた財政支援のあり方を地方との間で協議している段階にありますが、当面の赤字解消策は、国保税収納率の向上に努めるほかありません。
　そのため本市では、未納者に対する休日・夜間を含む世帯訪問や電話による納付督励を行っております。さらに、支払い能力がありながら滞納している場合には、預貯金の差押、乗用車のタイヤロック等、状況に応じた法的な手続きを進めていくこととしております。
　そして、4月18日から「国保赤字解消運動」を開始し、私を先頭に、城間副市長、健康部及び福祉部の管理職全員も参加して、電話等による納付督励に取り組んでまいります。
　未納となっている世帯には、それぞれの事情もあろうかと思いますが、公平な税負担の観点から、今一度、国民健康保険が私たちの健康を保つ大切な制度であることをご理解いただき、早めに納付していただきますようお願い申し上げます。
　また、保険証の切り替えが済んでいない場合や、失業や病気等で納付が困難な方については、ご相談に応じますので、早めにご連絡をしていただきますようお願いいたします。
　
【配布資料】

• 市長コメント　PDF（PDF：145KB）
• 配布資料1　PDF（PDF：126KB）

• 国民健康保険課　電話：862-4262