核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議

更新日:2019年3月18日

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 核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議
 ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ。この訴えは核兵器廃絶と恒久平和を願う私たち被爆国民の心からの叫びである。
 とりわけ、先の大戦において、日本国内で唯一凄惨な地上戦を体験し、平和の尊さ、生命の大切さを身をもって知らしめられた沖縄県民にとって、その願いは一層切実なものがある。
 しかしながら核兵器は未だ世界中に約2万1000発も存在し、人類は今なおその脅威から解放されていない。米国、ロシア、英国、フランス及び中国の核保有5カ国に加え、NPT未加盟のインド、パキスタンが核兵器を保有し、さらに事実上の保有国であるイスラエル、核兵器開発に繋がるウランを濃縮・拡大するイラン、核実験した北朝鮮の動向などは、核不拡散体制を大きく揺るがしている。
 このような中、昨年の4月、オバマ米国大統領は「核兵器のない世界」に向けて「一緒になって平和と進歩の声を高めなければならない」と世界の諸国民に協力を呼びかけており、核兵器を取り巻く環境は大きく変わろうとしている。
 よって、本市議会は、市民・県民の願いである「核兵器の廃絶と恒久平和」を実現するための取り組みを率先して行うことを決議する。

 平成22年(2010年)4月28日
 
那覇市議会
 
平成22年(2010年)4月臨時会(4月28日)

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