運動
" 運動 " と ” 健康 ” の関係
身体活動(生活活動+運動)が多い者は、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの病気になる確率や死亡率が低いこと、また、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが様々な調査研究で認められています。
そのため、健康的な生活を長く維持していくためにも、1日に必要な自分の身体活動(生活活動+運動)量を理解し、自分の生活スタイルに合った身体活動(生活活動+運動)を定着及び習慣化していくことがとても大切になります。
(参考サイト)※国が示した基準等の掲載がされています。私たちの日々行っている様々な行動が、安静時と比べて何倍消費カロリーなのか是非確認してみましょう!
・健康づくりのための身体活動基準2013(厚労省)(外部サイト)
・健康づくりのための身体活動基準(健康長寿ネット)(外部サイト)※身体活動例の紹介
言葉の定義 | |
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身体活動 | 安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動作 |
運動 | 体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施し、継続性のある活動 |
生活活動 | 日常生活における労働、家事、通勤・通学など |
運動習慣 " 定着 " へのステップ
沖縄県民の現状
◆日常生活における歩数
20~64歳
・男性 6,640歩 (目標 9,000歩) ※国=7,636歩
・女性 6,366歩 (目標 8,500歩) ※国=6,657歩
65歳以上
・男性 5,430歩 (目標 7,000歩) ※国=5,597歩
・女性 4,905歩 (目標 6,000歩) ※国=4,726歩
※平成28年度県民健康・栄養調査、平成29年国民健康・栄養調査より
いざ実践!キーワードは「プラス10」~探してみよう!必ず見つかる運動CHANCE~
国は、健康づくりのための活動指針(アクティブガイド)として、普段の生活にプラス10分からだを動かすことを推奨しています。
" 見逃していませんか?あなたの周りにある運動CHANCE "
・徒歩5分のコンビニ又はスーパーへ「車」から「徒歩」へ
→ 往復10分で約1,000歩獲得できます。
・横になったり、座ったりしている時間(安静)が多い生活から立位時間を増やす
→ 立つだけで消費カロリー約2倍!(立位で出来る作業は積極的に立って行いましょう)
他にもエレベーター利用から階段利用など私たちの生活には、活動量を上げるCHANCEが多くあります。先ずは、このような運動CHANCEが身近にないか探してみるのはいかがですか。
消費カロリーの計算方法について
厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2013」で示されている運動の強さの単位『METs(メッツ)』を使用して計算しています。
※METs(メッツ)とは『Metabolic equivalents』の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表す単位のことです。
消費カロリー計算式 | |
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身体活動の量からエネルギー消費量への換算方法 | 運動強度(メッツ)×運動時間(h)×体重(kg)=消費エネルギー(kcal) |
※体重減少を目的とし、体脂肪燃焼に必要なエネルギー消費量を求めたい場合 | (運動強度(メッツ)-1(安静時のエネルギー使用量))×運動時間(h)×体重(kg)=消費エネルギー(kcal) |
その他関連情報(役立ち情報)
NEW おうちで+10(プラステン)超リフレッシュ体操
厚労省では、今年度の「健康増進普及月間」(令和3年9月1日~30日)の実施にあたり、運動不足の解消や健康意識の向上等のため、「おうち+10(プラステン)超リフレッシュ体操」特設Webコンテンツを9月16日より公開しています。時間として3分程度で手軽に実施できるため、是非活用してみてください。
内容:「超リフレッシュ体操」、「リフレッシュ筋トレ」、「超リフレッシュキックボクササイズ」
※リンク先は、スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省)のトップページになります。
NEW 健康二次被害防止コンソーシアム
コロナ禍での自粛生活で、運動量や人とのかかわりが大幅に減り、その結果、免疫力の低下等の「健康二次被害」を引き起こす可能性が高まります。
基本の感染予防を徹底しながら、免疫力を高め、健康二次被害を予防しましょう。
新型コロナの「健康二次被害」にご注意を(PDF:1,893KB)
いきすぎたステイホームが生活習慣病をつくる(PDF:986KB)