未熟児養育医療について

2024年12月2日から現行の健康保険証の新規発行が終了したことに伴い、加入する医療保険の保険者から交付された「資格確認書」、「資格情報のお知らせ」または「マイナポータルの資格情報画面」を持参してください。

身体の発育が未熟なまま生まれ、入院を必要とする乳児が、指定養育医療機関において入院治療を受ける場合に、その治療に要する医療費を公費により負担する制度です。
※世帯の市町村民税額等に応じて、一定の自己負担がありますが、那覇市こども医療費助成制度の対象となります。

未熟児養育医療について（リーフレット）（PDF：354KB）

那覇市内に居住する未熟児で、つぎのいずれかの症状を有し、医師が入院して養育を受ける必要があると認めた乳児
１　出生時体重が2,000グラム以下の乳児
２　１以外の乳児で、生活力が特に弱く、つぎに掲げるいずれかの症状を示す乳児
　（１）一般状態
　　　ア　運動不安、けいれんがある
　　　イ　運動が異常に少ない
　（２）体温が摂氏34度以下
　（３）呼吸器、循環器系
　　　ア　強度のチアノーゼが持続する、チアノーゼ発作を繰り返す
　　　イ　呼吸数が毎分50を超えて増加の傾向にあるか、または毎分30以下
　　　ウ　出血傾向が強い
　（４）消化器系
　　　ア　生後24時間以上排便がない
　　　イ　生後48時間以上嘔吐（おうと）が持続している
　　　ウ　血性吐物、血性便がある
　（５）黄疸（おうだん）
　　　　生後数時間以内に現れるか、異常に強い黄疸がある

お子さまの入院中に申請してください。退院後の申請は原則受付できません。
出生届を提出する前に申請はできません。出生届を出してから申請してください。
※お子さまの入院中に「資格確認書」や「資格情報のお知らせ」など必要書類が揃わない場合は、先に申請書と養育医療意見書を提出してください。
　提出できなかった書類は、すみやかに提出してください。

受付場所：那覇市保健所　1階　母子・難病受付
受付時間：午前9時から12時まで、午後1時から5時まで（土曜日、日曜日、祝日、慰霊の日、年末年始を除く）

申請後、給付決定された場合は、保護者と入院中の指定養育医療機関へ「養育医療券」を交付します。
養育医療券に記載されている事項に変更があった場合や転院する場合は、手続きが必要です。
※転院する場合は、転院先の指定養育医療機関からの養育医療意見書が必要となります。
※養育医療券に記載された診療予定期間後も引き続き入院治療が必要な場合は、その期間内に手続きが必要です。事前に、那覇市保健所地域保健課へ連絡してください。

養育医療給付が決定すると、自己負担金が生じます。この自己負担金は、お子さまの入院日数および世帯の市町村民税額等に応じて月毎に決定されます。
※お子さまの医療費にかかる自己負担金は、養育医療券に記載された「母子保健法第20条の規定により支払いを命ずる額（入院月額）」となります。
※養育医療給付は、入院医療費のうち、保険対象の治療と食事療養費（ミルク代）が対象となります。
　差額ベッド代、おむつ代、通院費などは対象外です。

１　医療費総額のうち、保険者負担を除いた部分の一部を公費負担します。
２　自己負担金は、後日、徴収金額決定通知と納付書を送付しますので、金融機関にて納付してください。
　　※自己負担金は、那覇市こども医療費助成制度の対象です。
　　　徴収金額決定通知書と領収書を提示して子育て応援課へ申請すると、払戻が受けられます。
　　　くわしくは、那覇市子育て応援課（本庁3階）へお問い合わせください。
３　こども医療費助成制度の支給申請ならびに受領に関する権限を那覇市長へ委任した方は、自己負担金をこども医療費から代理受領するため、金融機関での納付はありません。
　　ただし、代理受領できない場合は、徴収金額決定通知と納付書を送付しますので、金融機関にて納付してください。
　　※代理受領できるのは、国民健康保険または全国健康保険協会の加入者のみです。

R7.10.1現在