更新日：2019年3月18日
那覇市観光基本計画を策定しました
沖縄県を訪れる観光客は年々増加しており、平成26年度は716万9,900人と過去最高を記録しました。平成24年度には約38万人だった外国人観光客も、98万6,000人と100万人を突破する勢いです。
本市は、沖縄観光のゲートウェイとして、交通や宿泊、飲食物販などで中核的機能を担っており、平成20年に策定された第4次那覇市総合計画では、目指すべき都市像の一つに「観光交流都市」を掲げています。また、本市を訪問する外国人観光客の増加や、那覇クルーズターミナルの供用開始、那覇空港滑走路増設事業など、環境の大きな変化を見据え、観光客数のさらなる増加と来訪目的の多様化に伴う受け入れ環境の充実が求められています。
こうした状況を踏まえ、本市自身が持つ歴史文化や産業などの那覇らしさを磨き上げ、国内のみならず海外の観光客にも魅力的な観光交流都市を目指し、その実現に向けた観光振興を進めていくための指針となることを目的として、那覇市観光基本計画を策定しました。
本計画は、平成27（2015）年度から平成36（2024）年度までの10年間の計画であり、次の5つの目指す方向性を掲げ、取組を展開していきます。
（1）国際化に対応した那覇市の観光
（2）沖縄県が持つ固有の歴史･資源･魅力を活かした那覇市の観光
（3）資源、環境に優しい那覇市の観光
（4）まちづくりと連携した那覇市の観光
（5）リーディング産業に相応しい那覇市の観光
なお、本計画の取組は、行政、市民、民間事業者がそれぞれの役割分担を踏まえた上で連携、協働して取り組んでいくものとなっています。
