肝臓機能障害基準改正(平成28年4月1日)

更新日:2019年3月18日

認定基準等について

重要なお知らせ

※肝臓機能障害等の認定基準の見直しについて(平成28年4月1日適用)
 
【主な改正点】
 

  • 平成28年4月1日から呼吸器機能障害の医師診断書作成にあたって、指数の算定には、2001年に日本呼吸器学会から「日本のスパイログラムと動脈血ガス分圧基準値」として発表された肺活量予測式による予測肺活量を用いて算出することになります。

 

  • 肝臓機能障害の認定基準が拡大され、チャイルド・ピュー分類Bも認定の対象とされます。また、日常生活の制限にかかる指標の見直しにより、1級・2級の要件の緩和が図られました。

 
(初めて肝臓機能障害の認定を受ける者であって、チャイルド・ピュー分類Bの場合には、1年以上5年以内に再認定が必要です。)
 

1 認定基準等の見直しについて(肝臓機能障害関係)

肝臓機能障害の重症度分類であるチャイルド・ピュー分類の3段階(A・B・C)のうち、これまで認定基準の対象とされていた分類C(10点以上)に加えて、分類B(7点以上)も対象となります。
 
〈日常生活の制限にかかる指標の見直し〉
血清アルブミン値、プロトロンビン時間、血清総ビリルビン値の項目のうち、1項目以上が3点
 ↓
肝性脳症、腹水、血清アルブミン値、プロトロンビン時間、血清総ビリルビン値の項目のうち、肝性脳症又は腹水の項目を含む3項目以上が2点以上
 
 ◎改正の概要周知リーフレット
 「肝臓機能障害の認定基準の見直しについて」(PDF:99KB)
 

2 認定方法について(呼吸器機能障害)

平成28年4月1日以降に呼吸器機能障害に係る診断書を作成する場合には、指数の算出に下記の予測式を使用して算出することとしてください。(2001年に呼吸器学会が発表)
 
 肺活量予測式(L)
 
 男性 0.045×身長(cm)-0.023×年齢(歳)-2.258
 
 女性 0.032×身長(cm)-0.018×年齢(歳)-1.178
 
 (予測式の適応年齢は男性18-91歳、女性18-95歳であり、適応年齢範囲外の症例には使用しないこと。)
 

3 身体障害者診断書・意見書の様式について

平成28年4月1日以降に使用する診断書の様式はこちら

 各種通知
 

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