更新日:2022年10月3日
近年、水道・下水道を取り巻く環境が大きく変化してきました。その一つが全国的な人口減少社会の到来です。本市の給水人口も今後、緩やかな減少が続くものと予測しており、人口の減少や節水機器の普及による給水量の減少は収入の減少に繋がるため、的確な需要予測を行い収入の見通しを行うことが必要です。また、水道事業においては、耐震化を踏まえた施設の更新により強靭な水道を実現することがこれからの施設整備事業の大きな柱となっております。下水道事業においても、沖縄県の本土復帰後に集中的に整備された施設が法定耐用年数を順次超えることにより、更新需要が増大することが予測されております。
このように上下水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、今後も引き続き安定した経営を持続するために中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定し、効率的な事業運営を行いながら経営基盤の強化に努めていきます。
経営戦略は水道事業においては「那覇市水道ビジョン」を引き継ぎ「那覇市水道施設更新(耐震化)基本計画」を包含し、また第五次那覇市総合計画を補完するものとしております。また下水道事業の経営戦略においては「那覇市下水道事業基本計画」を引き継ぎ、「下水道事業ストックマネジメント」を包含し、また第五次那覇市総合計画を補完するものとしております。
・経営戦略にかかる那覇市上下水道事業審議会実施の経緯
第24回那覇市上下水道事業審議会・・・令和2年2月3日審議
第25回那覇市上下水道事業審議会・・・令和2年3月25日審議
審議委員への個人説明による意見の聴取・・・令和3年2月25日~3月4日
審議会内容