識名園

更新日:2019年3月18日

識名園

識名園画像

概要

 識名園(俗にシチナヌウドゥンと呼ぶ)は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。1799年につくられ、1800年に尚温王冊封(さっぽう)のため訪れた正使(せいし)趙文揩、副使(ふくし)李鼎元(りていげん)を招いています。
 王家の別邸としては1677年、首里の崎山(さきやま)村(現在の首里崎山町)に御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)がつくられました。現在の首里カトリック教会がある所です。首里城の東に位置したので「東苑(とうえん)」とも呼ばれ、その後につくられた識名園は、首里城の南にあるので「南苑(なんえん)」とも呼ばれました。
 識名園の造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)」です。「廻遊式庭園」は、近世に日本の大名が競ってつくるようになった造園形式ですが、識名園では、「心」の字をくずした池の形(心字池)を中心に、池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や大小のアーチが配され、池の周囲には琉球石灰岩を積みまわすなど、随所に琉球独特の工夫が見られます。
 識名園はかつて、春は池の東の梅林に花が咲いてその香りが漂い、夏には中島や泉のほとりの藤、秋には池のほとりの桔梗(ききょう)が美しい花を咲かせ、「常夏(とこなつ)」の沖縄にあって、四季の移ろいも楽しめるよう、巧みな配慮がなされていました。
 1941年(昭和16年)12月13日に国指定「名勝」となりましたが、1945年(昭和20年)4月、第2次世界大戦の沖縄戦で破壊されました。1975~96年(昭和50年~平成8年)総事業費7億8千万円をかけて復元整備され、1976年(昭和51年)1月30日国指定「名勝」、2000年(平成12年)3月30日に国指定「特別名勝」となりました。
 2000年(平成12年)12月2日には、ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されました。
 指定面積は41,997平方メートル(約12,726坪)で、そのうち御殿(ウドゥン)をはじめとするすべての建物の面積は、合計で643平方メートル(約195坪)となっています

利用案内

1.観覧料

観覧料大人小人
(中学生以下)
個人400円200円
団体320円160円
※団体扱いは20名以上。
※保護者が同伴する小学校就学前の小人は無料。
※本市に住所のある65歳以上の方が観覧する場合は半額。
※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
(手帳の提示が必要。介護者は1名まで無料。)

2.観覧時間

4月1日~9月30日 午前9時~午後6時(入場締め切り 午後5時30分)
10月1日~3月31日 午前9時~午後5時30(入場締め切り 午後5時)

3.休園日

毎週水曜日
(その日が休日又は「慰霊の日」(6月23日)のときは、その翌日)

4.識名園入園に際してのお願い

  • 園内での飲食、喫煙はご遠慮ください。
  • 園内通路は、石畳道や階段の段差など滑りやすく歩きにくい箇所があります。

 ※スニーカーなど歩きやすい靴や動きやすい服装でご来園ください。
 ※悪天候などで通路が濡れますと特に滑りやすくなりますので、ご注意をお願いします。
 ※高齢者や障がいのある方は、必要に応じて介添え者の同行をお願いします。

  • ペット(盲導犬、介助犬及び聴導犬を除く)を連れての入園はご遠慮ください。

5.園内の注意個所マップについて

  • 園内通路は、石畳道や階段の段差など滑りやすく歩きにくい箇所があります。事前にマップをご確認のうえ、ご来園ください。

 
マップはこちら→識名園注意箇所マップ(PDF:1,087KB)

6.アクセス

識名園地図

市内線(那覇バス)

  • 2番 識名・開南線
  • 3番 松川新都心線
  • 4番 新川おもろまち線
  • 5番 識名・牧志線
  • 14番 牧志開南循環線

 
識名園前バス停下車
 
 那覇バスHP(外部サイトが開きます)(外部サイト)


7.問い合わせ

識名園管理事務所
〒902-0072 沖縄県那覇市字真地421-7
電話 098-855-5936
 
那覇市市民文化部 文化財課
〒900-8585 沖縄県那覇市泉崎1-1-1
電話 098-917-3501 FAX 098-917-3523

お問い合わせ

市民文化部 文化財課

〒900-8585 沖縄県那覇市泉崎1丁目1番1号 市庁舎10階

電話:098-917-3501

ファクス:098-917-3523