更新日:2024年9月4日
《10代から始まる歯周病》
歯周病は、歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットに歯周病菌が蓄積し、歯ぐき内部で炎症が起こる細菌感染症です。中高年からの病気と思われがちですが、厚労省の調査では15歳以上の3人に1人が歯ぐきから出血するほどの歯周病になっていると報告されています。
しかも、症状が進行すると、歯周組織に炎症が広がり、歯を支える歯槽骨が溶けてしまいます。歯周病の予防は、毎日のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、その両方でお口と歯をいつまでも健康に保ちましょう。
〔用語の解説〕
歯周ポケット:炎症が起こると歯と歯ぐきの間にできる隙間
歯槽骨:歯を支える骨
歯周組織 :歯ぐきや歯槽骨など
歯周病は、「口だけの病気」じゃない!!
歯周病は、自覚症状がなく気付かないうちに進行する病気です。
放置すると「歯が抜けてしまう」また、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など全身への病気とも深く関係しています。
下↓のチェックリストで、当てはまる項目がないか確認してみましょう。
~ NEW ~ 今年度から20・30歳も歯周病検診の対象に追加されました!!
令和6年度がん検診・歯の検診・肝炎ウイルス検診・生保健診のお知らせ
那覇市では、満20,30,40,50,60,70歳の方を対象に歯周病検診を行っています。市から4000円の補助があり、500円で検診を受けられます。ぜひ、10年に1度のチャンスを逃さずに・・・!