更新日:2025年12月24日
新たな生活様式や暮らしのDXについて
コロナ禍を契機として、新たな日常に対応した生活様式、テレワークやフレックスタイム制等の新たな働き方が浸透するなかで、住宅分野においてもIoTやICTなどの活用によるDXへの関心が高まりつつあります。
ここでは、新たな生活様式に対応した住まいづくりに役立つ情報をご紹介します。
住宅内での快適な仕事・学習環境を整備するポイント
厚生労働省では、自宅での快適な労働環境整備のため、「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を策定しています。
ガイドラインで提示されている作業環境整備のポイントは以下のとおりです。

○部屋
作業の際に手足を伸ばしたり、ストレッチを行うことができるよう、十分な空間を確保するようにしましょう。また、作業中の転倒やその他の事故を防止するため、つまずく恐れのある障害物や畳・カーペットの継ぎ目はないか、電源コード・コンセントなどが良好な状態にあるかを確認するようにしましょう。
○机・椅子・PC
目・肩・腕・腰に負担がかからないような無理のない姿勢で作業を行えるようにしましょう。
ダイニングテーブル等で仕事をするケースも考えられますが、長時間の作業に適した椅子ではありません。可能であれば、専用のデスク・椅子を用意し、特に椅子については、人間工学的な配慮がされているものを選ぶと良いでしょう。
また、PCについては輝度やコントラストを調整したり、操作しやすいマウスを使用するなどの工夫も考えられます。
○室内の明るさ
厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(以下、「情報機器ガイドライン」という。)によると、机上の照度は300ルクス以上が目安となっています。室の照明で不十分な場合は、卓上照明などを用いて適切な明るさにしましょう。
○室温・湿度・空気
冷暖房、通風などを利用し、作業に適した温度、湿度となるよう調整しましょう。「情報機器ガイドライン」では、室温18℃~28℃、相対湿度40%~70%を目安としています。
また、窓の開閉や換気設備の活用により、定期的な空気の入換えも行うようにしましょう。
○音
作業に支障を及ぼすような騒音等がないようにしましょう。既存の壁や床に、吸音パネルや遮音壁材・床材を後付けすることでも吸音効果が期待できます。
また、内部にグラスウールなどの吸音材が入った遮音性能の高いパーティションを設置することも効果的です。
暮らしのDX(スマートホーム・ハウス)
センサー等による家族の見守り
人感センサー、感知温度・湿度・照度などが分かるセンサーにより、家族の帰宅や外出を感知した場合や、家電・電気の利用が一定時間見られない場合、室内の温熱環境に異常がみられる場合等に通知されるような仕組みです。これにより、子どもや離れて暮らす高齢の親の安否確認が可能になるとともに、室内での熱中症やヒートショックも防ぐことができます。
家庭の機器や家電との連携による快適な暮らしのサポート
家電や空調機器などをインターネットに接続し、専用デバイスやスマートフォンと連携させることで、複数の機器の一括操作や外出先からの操作が可能となります。また、スマートスピーカーを導入し、対応製品を組み合わせることで、ハンズフリーでの操作も可能となり、暮らしの質向上や家事・育児の負担軽減にもつながります。



