更新日:2024年8月13日
「離乳食」よくあるQ&A
離乳食実習や、妊産婦栄養相談で、「離乳食」に関するよくある質問をまとめました。
毎日の離乳食作りや育児栄養に、ご活用ください。
Q&A
[Q1:離乳食スタート時のすすめ方(増やし方)がよく分かりません。]
・A:下表「スタートから2週間のすすめ方の目安」を参考にしましょう。
あくまでも目安なので、お子さんのペースをお母さんが理解し、焦らずにすすめていきましょう。
《スタートから2週間のすすめ方の目安》(PDF:471KB)
↑クリックするとPDFがダウンロードされます。
[Q2:2回食、3回食に進むタイミングは?その月齢に達したらすすめていいのですか?。]
・A:月齢で2回食、3回食としているのは、あくまでも順調に離乳食が進んだ場合の目安です。月齢で回数を判断するのではなく、お子さんの食べる内容で判断しましょう。
回数を増やす目安として(1)1回の食事で、おかゆ・野菜・タンパク質すべて合わせた量が、赤ちゃん茶碗半分くらい(約50cc強)しっかり食べることが出来ていたら、2回食へ進むタイミングです。(2)2回の食事リズムができ、1回の食事ですべてを合わせた量が赤ちゃん茶碗1杯くらい(約100cc強)しっかり食べられ、奥の歯ぐきや舌、上あごを使ってしっかりと噛む(つぶす)ことができていたら、3回食へ進むタイミングです。
離乳食中~後期へはレパートリー(食材や料理方法)を増やしてから進みましょう。
[Q3:7ヶ月から離乳食をスタートしました。遅くはじめた分、月齢に合わせて早くすすめた方がいいですか?]
・A:何らかの理由で離乳食スターとが遅れた場合は、焦らずに離乳食のすすめ方の基本に基づいてすすめましょう。
5ヶ月からはじめた子と比べて進み方が遅く感じるかもしれませんが、スタートの時期が違うので比較せずにお子さんのペースで。
[Q4:うちの子、離乳食を食べてくれません。どうして?]
・A:幼児食に移行するまでは食べムラがあります。焦らずにお子さんのペースですすめて行きましょう。どうしても食べないときは
(1)ちゃんとお腹が空いているか?(2)形や固さが合っているか?(3)同じ食材ばかり使っていないか?をもう一度見直しましょう。
[Q5:遊び食べをして全然食べてくれません。どうしたらいいですか?]
・A:足の裏がしっかりつく椅子を使用しましょう。離乳食時間の目安としては15~20分。遊び始めたら、切り上げましょう。
自分用のスプーンとお皿をを持たせ、食べる意欲を満たしてあげることも大切です。周りが汚れてもいいように、新聞紙等を敷くのも大切です。
[Q6:うちの子全然噛まずに丸飲みしているようです。どうやったら噛んでくれますか?]
・A:まず、固さや形状がお子さんの月齢や離乳食の進み具合に合っているかを確認しましょう。離乳食を早くすすめすぎている場合は、もう一度後戻りすることも大切です。
また、食事のときは声かけと、お母さん自身が食べるのを見せてあげましょう。
[Q7:ベビーフードは使ったらダメですか?]
・A:お出かけのとき、お母さんが忙しいとき等、ベビーフードは利用して大丈夫です。
手作りに一品足したり、混ぜてみたり、上手に利用しましょう。
お子さんに食べさせる前に、味や衛生状態の確認のためにも、必ず味見をしましょう。
[Q8:アレルギーが心配なので、離乳食は7ヶ月以降に始めようと思いますが、いいですか?]
・A:アレルギーと診断されていないのであれば、通常通りスタートしましょう。
離乳食の目的は母乳やミルク以外のものを口にする練習期間でもあるので、お母さんの自己判断であえて遅らすことのないように。
不安が強いようであれば、専門医に血液検査等をしてもらうこともできます。
※アレルゲン高数値=アレルギーとは限りません。念のための除去はせずに医師と相談しましょう。
☆離乳食は一生続く「食べる」ことの始まりです。
「食べることの楽しさ」を学ぶ時期でもあるので、家族団らんも大切に☆
栄養士から「ひと言」
離乳食スタート時や、日々の栄養のことで
疑問に思ったり、誰に聞いていいかわからないこともあると思います。
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