【注意喚起】市の職員がキャッシュカードを預かり、暗証番号を聞くことはありません。

更新日:2024年12月24日

那覇市が還付金をATM、ネットバンキングで返還することは絶対にありません。また、市の職員がキャッシュカードを預かり、暗証番号を聞くことはありません。

(令和6年11月29日更新)
 令和6年11月27日、市民に対し那覇市福祉課の『シマブクロ』という職員をかたる者から、「53,900円未支給になっているお金があり、その支払期限が本日までになっている。急ぎ○○銀行△△支店(市内の金融機関)に行き、そこの『アラカキ』という人物に通帳とキャッシュカードを渡すように」という電話があった。指示通り指定された金融機関に行き、「アラカキ」と名乗る人物に通帳とキャッシュカードを渡し、暗証番号を教えた。その人物から今日中に通帳とキャッシュカードを返却すると言われたが戻ってこなかった。2日後の11月29日に指定された金融機関に問い合わせたところ、「アラカキ」という人物がいないことが判明し、詐欺被害にあったことが分かった。

相談事例

(1)令和6年12月、那覇市内の複数の高齢者宅に「那覇市役所の介護保険課」「沖縄県庁」等を名乗る男性から「令和2年から月400円づつ介護保険料の払い過ぎがある。今日までに手続きをしないと返せない。返金するため近くのATMへ行くように」と不審な電話があった。(那覇市)
(2)還付金があるのでインターネットバンキングで手続きをすると言われ、口座番号と暗証番号を伝えた。(全国)
(3)令和5年10月、那覇市職員をかたり「還付金があります。口座はどちらをお使いですか?」と、不審な電話があった。(那覇市)
(4)令和5年10月、年金や個人情報に関する質問をする不審な電話があった。(那覇市)
(5)令和5年12月、「那覇市役所ちゃーがんじゅう課職員」を名乗り、「介護保険料の払いすぎがある。今日までに手続きをしないと返せない。」と不審な電話があった。(那覇市)
(6)令和6年11月21日、22日に、那覇市内の複数の市民に対し、那覇市国民健康保険課の『キユナ』という職員をかたる男から、
「還付があるから口座番号を教えてほしい」
「還付金の手続きが市役所でできないから銀行でしてほしい」
「還付金があるからこの番号に電話して、その電話の指示に従って手続きするように」
というような不審な電話があった、という報告が寄せられています。

被害にあわないために

・役所等から「お金が返ってくる」という電話がかかってきたら、それは還付金詐欺です。
・還付金に心当たりがある場合は、自分で役所等の担当部署を調べたうえで連絡し、確認してください。
・市役所など公的機関の職員が電話で口座情報を聞いたり、ATMの操作をお願いすることは絶対にありません。
 また、還付の手続きは基本的に文書で行っています。電話のみで行うことはありません。
・「お金を返すために必要」などと言われ、名前や住所、銀行名、口座番号等の個人情報を聞かれても絶対に答えてはいけません。
・不審な電話の対策として、防犯機能付き電話機の導入や、電話機の留守番電話機能、ナンバー・ディスプレイ機能などを活用しましょう。
・不安を感じたら、すぐに家族・知人、警察、最寄りの消費生活センター等に相談してください。

不安に思ったら

不審な電話があり、不安に思った際はご相談ください。
・那覇警察署:098-836-0110
・那覇市役所:098-867-0111(代表)

還付金詐欺に注意 ATMで還付金はもらえません(PDF)

還付金詐欺に注意 ATMで還付金はもらえません(外部サイト)(国民生活センター)

還付金詐欺が増加しています!-ATMだけじゃない!ネットバンキングを使う手口にも注意-(外部サイト)(国民生活センター)

還付金詐欺(外部サイト)(警察庁)

還付金詐欺に気をつけよう(外部サイト)(啓発資料)(消費者庁)

お問い合わせ

市民文化部 市民生活安全課 交通防犯グループ

〒900-8585 沖縄県那覇市泉崎1丁目1番1号 市庁舎1階

電話:098-862-9930

ファクス:098-861-3769