更新日:2019年4月8日
ブレスト・アウェアネスについて
ブレスト・アウェアネスとは自分の乳房を意識する生活習慣のことです。
乳がんは女性が最もかかりやすいがんで、30代から増え始め、40代後半から50代前半が最も多く、9人に1人がかかると言われています。
しかし、乳がんは自分で発見しやすく、早期発見・早期治療を行えば9割以上が治ると言われています。
普段の乳房の状態を知り、異常を感じたら早めに乳腺外来を受診しましょう。
【ブレスト・アウェアネスの4つのポイント】
1.自分の乳房の状態を知る
着替えや入浴の際に乳房を見て、触って感じることで自分の乳房を意識する習慣を身につけましょう。
2.乳房の変化に気をつける
乳房がいつもと変わりがないかチェックしましょう。チェックポイントは以下になります。
・乳房のしこり
・乳房の皮膚のくぼみや引きつれ
・乳頭からの分泌物
・乳頭や乳輪のびらん
3.変化に気づいたら医師に相談する
しこりや引きつれなどの変化に気づいたら、次の検診を待つことなく医療機関を受診しましょう。
4.40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける
乳がんは進行が比較的遅いため、早期発見・早期治療で9割以上が治ります。40歳以上になったら定期的に乳がん検診を受けましょう。
検査の方法
エコー検査
エコー(超音波検査)はエックス線を使用しない検査です。ベッドに横になって皮膚にゼリーを塗り、超音波をあてて調べます。乳腺が発達した比較的若い女性に有効であり、痛みはほとんど感じません。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査とは、透明なプラスチック板で乳房を片方ずつはさみ、平たく引き伸ばしてエックス線撮影をする検査方法です。しこりとして触れない早期の乳がんのサインを見つけることができます
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精密検査が必要と判定されたら、必ず精密検査を受けましょう。