筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)とは
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)とは、これまで健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、微熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感、思考力の障がい、抑うつ症状などが長期にわたって続くため、健全な社会生活が送れなくなるという疾患です。
現段階では、詳しい発症要因は分かっておらず、明確な治療法も確立されていません。
ただの疲れとは違う~慢性疲労との違いは?~
「慢性疲労症候群」という疾患名が誤解を与えやすいため、一般的な「慢性疲労」と誤解してしまう方もいます。しかし、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、「強烈な全身倦怠感」が「回復せず」に「日常生活が著しく困難になる」疾患であり、一般的な慢性疲労とは全く異なる状態です。
また、患者さんの中には、苦痛を伴いながらもなんとか仕事を続けることができる方もいれば、症状が重く寝たきりに近い方もいるなど、個人差はありますが、日常生活に大きな影響があるため、患者さんにとって大きな苦痛になっています。
正しい理解を!~筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の問題点~
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、症状に耐える苦しさだけでなく、家族や職場など周囲の人たちに「サボっている」と誤解されるつらさや、働けないことによる経済的な不安がストレスとなり、症状がさらに悪化している例も多くあります。疾患名から受ける印象と違って、実際の症状はひどく深刻です。誤解がもとで患者さんに無理を強いることがないよう、正しい理解が求められています。
こんな症状が6ヶ月以上続いていませんか?
- 日常生活に支障が出るほどの疲れが6か月以上持続ないし再発を繰り返す
- 微熱ないし悪寒がある
- のどが痛い
- リンパ節が腫れている
- 原因不明の筋力低下
- 筋肉や関節が痛い
- ちょっとした動作でもすぐに疲れる(労作後24時間以上続く全身倦怠感)
- 頭痛がする、頭が重い感じがする
- 不眠、過眠がある
- 思考力や集 中力が低下している
- 意欲がわかない
- 憂うつである
これらの症状が6か月以上持続ないし再発を繰り返している場合は、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)が疑われます。当てはまる症状が多い場合は、早めに医療機関に相談しましょう。なお、仕事や育児など、疲労の原因がはっきりしている場合は「慢性疲労」であり、慢性疲労症候群には当てはまりません。
ME/CFS世界啓発デーについて
ME/CFS世界啓発デーとは、慢性疲労症候群だったと言われているナイチンゲールの誕生日にちなみ、世界各地の患者団体が毎年5月12日に開催する啓発イベントです。その一環として、世界各地の名所旧跡や代表的な建造物のブルーライトアップが行われています。
関連情報
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(厚生労働省)「CFS研究班」ホームページ(外部リンク)
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(厚生労働省)慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業(外部リンク)
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(厚生労働省)慢性疲労症候群の実態調査と客観的診断法の検証と普及(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
那覇市保健所 健康部 保健総務課 保健総務グループ
〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号(那覇市保健所)
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