麻しん(はしか)全国で増加中

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ページ番号1007028  更新日 令和8年3月5日

麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起

R8.3麻しん

現在、、海外における麻しんの流行が報告されており、インドネシアをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しております。
今後、輸入事例の更なる増加や、国内におけるイベントや不特定多数が集まる施設等をきっかけに、国内感染伝播の発生が懸念されます。

麻しんとは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で 発熱、全身の発しん、また、咳、鼻水、目の充血などが主な症状です。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

主な症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、数年から十数年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる知能障害や運動障害などが進行した後、数年以内に死に至る中枢神経疾患を発症することもあります。

感染経路

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。

麻しん発症患者から周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。

治療方法

基本的には、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。

予防と対策

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。

MR(麻しん風しん混合)ワクチン等の麻しん含有ワクチンが最も有効な予防法といえます。

麻しん患者に接触後、72時間以内にMRワクチン等を接種をすることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。

麻しん患者に接触後4日以上6日以内であれば、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、安易にとれる方法ではありませんので、かかりつけの医師とご相談ください。

また、定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外へ行く予定の人も、麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合やご自身の免疫が不十分なことが判明した場合はMRワクチン等の接種を検討してください。

MRワクチン等を接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

定期予防接種

定期接種対象者:無料

  • 第1期:1歳以上2歳未満
  • 第2期:こども園・保育園等の年長さん(小学校入学前の前年度)
那覇市では接種の機会を逃したお子さんも、無料で接種ができる行政措置制度があります。

グラフ:那覇市MRワクチン実施率

麻しんを疑う症状のある方が注意すべきこと

麻しんを疑う症状がある場合には、事前に医療機関に連絡した上で、受診してください。医療機関に受診する際は、できるだけ公共交通機関を利用しないようにしましょう。

麻しんを疑われた場合には、以下のような対応のご協力をお願いいたします。

  1. 医師の指示に従って、必要な検査を受けてください。
  2. 麻しんが否定されるまでは自宅待機、外出自粛をお願いします。
  3. 麻しんであれば発熱の1日前からうつる可能性があります。熱が出た1日前から接触した方にできるだけ連絡し、予防接種の未接種者には緊急の予防接種ができること、症状が出現した際は病院へ電話で連絡してから、ほかの人へうつさないように受診すること等をお伝えください。詳しくは「はしか(麻しん)を疑われた患者様へ」をご覧ください。
  4. 麻しんと診断された場合、保健所から電話にて聞き取り調査をすることがあります。電話にはいつでも出られるようにしてください。聞き取り調査は下記の調査票に沿って行いますので、事前に下記調査票を確認し、記録を書き出しておく等スムーズな調査へのご協力をお願いします。

麻しん患者と接触した方へ

毎日、朝と夕方の2回、体温測定とカタル症状や発疹の有無などのチェックをお願いします。

流行地域や海外に旅行を予定されている方へ

旅行前の準備

  • ウェブサイト等を参考に、旅行先の麻しんの流行状況を確認すること。
  • 母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種歴、り患歴を確認すること。
  • 過去定期接種を実施した記録がない場合は、旅行前に予防接種を受けることを検討すること。
  • 麻しんのり患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討すること。

流行地域に旅行後の注意事項

  • 旅行後、帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意すること。
  • 発熱や咳、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関を受診すること。また受診時には、医療機関に対して事前に、麻しんの流行がみられる地域に旅行していたことや、麻しんの可能性について伝達すること。
  • 医療機関を受診する際には、医療機関の指示に従うとともに、できる限り公共交通機関を用いることなく受診すること。

沖縄県はしか“0(ゼロ)”プロジェクト

沖縄県において、平成11(1999)年から平成13(2001)年の間に二度の大きな「はしか」の流行があり9名の乳幼児の命が失われました。
二度と繰り返したくない。そんな思いから、県内の医療機関や保健所などの関係機関で「沖縄県はしか“0”プロジェクト」が立ち上がり、活動しています。

2018年沖縄県での麻しん流行について

詳細は那覇市と沖縄県の報告書等をご参照ください。

関連ホームページ

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このページに関するお問い合わせ

那覇市保健所 健康部 保健総務課 感染症グループ
〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号(那覇市保健所)
電話:098-853-7972
ファクス:098-853-7966