更新日:2022年12月1日
平和首長会議とは
概要
1982年6月24日、荒木武広島市長(当時)は、米国・ニューヨーク市の国連本部で開催された第2回国連軍縮会議特別総会において、世界の都市に国境を越えて連帯し、共に核兵器廃絶への道を切り開こうと呼びかけました。また、広島・長崎両市は、この呼びかけに賛同する都市(自治体)で構成する機構として、世界平和連帯都市市長会議を設立しました。
本市は、平成20年4月に平和首長会議に加盟しました。
※2001年8月5日、「世界平和連帯都市市長会議」から「平和市長会議」に、2013年8月6日に「平和首長会議」に名称変更しました。
目的
平和首長会議、加盟都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓・貧困等の諸問題の解消さらには難民問題、人権問題の解決及び環境保護のために努力し、もって世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。
核兵器禁止条約批准国が50か国に達したことついての平和首長会議公開書簡について(2020年10月25日)
10月24日、核兵器禁止条約の批准国が50か国に達し、同条約の発効が確実になりました。
平和首長会議では、この歴史的な出来事を歓迎する一方で、今後、同条約を包括的で実効性の高いものとし、核兵器廃絶への推進力としていかなければならないと訴える公開書簡を作成しました。
核兵器禁止条約批准国が50か国に達したことついての平和首長会議公開書簡(PDF:467KB)
平和首長会議 青少年「平和と交流」支援事業(ひろしま子ども平和の集い)
平和首長会議では、青少年「平和と交流」支援事業の一環として、広島市で開催する「ひろしま子ども平和の集い」へ国内加盟自治体の青少年を招へいする事業を実施しています。「ひろしま子ども平和の集い」は、8月6日の平和記念日に平和記念公園内の広島国際会議場において、全国から広島を訪れる子どもたちと広島の子どもたちが平和のメッセージを発表する場として毎年開催しているものです。
令和元年度「ひろしま子ども平和の集い」への参加を希望した沖縄尚学高等学校が、この事業の支援対象学校となり、那覇市より参加しました。本市以外からは、千葉県石原市、滋賀県日野町、岡山県岡山市、宮崎県日向市の中高生が支援対象で参加しました。
~ひろしま子ども平和の集い~
事業の目的
平和記念式典参列のために広島を訪れる子どもたちと広島の子どもたちが、平和のメッセージを発信することにより、若い世代の平和意識の高揚と主体的な取組の促進を図ります。
日時 令和元年(2019年)8月6日(火曜) 10:00~12:00
会場 広島国際会議場フェニックスホール (広島市中区中島町1-5 平和記念公園内)
主催 広島市、広島教育委員会、(公財)広島平和文化センター
プログラム
10:00~10:05 開会
10:05~11:45 メッセージの発表・パフォーマンス
11:45~11:55 賞の贈呈
11:55~12:00 閉会
参加した沖縄尚学高等学校グループ(2年生2名、1年生3名)は、発表タイトル「広島と沖縄から平和を考える」で、沖縄戦と原爆投下の2つの過去を振り返りながら共通点をまとめ、高校生である自分達ができることを発表し、「キョウチクトウ賞」を受賞しました。
また、令和元年度 青少年「平和と交流」支援事業(ひろしま子ども平和の集い)募集要項第8条に基づき、加盟自治体(那覇市)へ実施報告書を提出し、報告会にて首長(那覇市長)へ報告しました。
首長(那覇市長)報告会
日時 令和元年11月14日(木曜)16時00分~16時30分
場所 市長応接室(那覇市役所本庁舎 5階)