更新日:2022年8月17日
1.趣旨
長崎市と那覇市の次代を担う少年少女が集い、沖縄での研修・交流を通して、お互いの連帯と友情を深めながら、平和の尊さと社会参加の意義を学ぶ。
長崎の生徒30名と那覇市の生徒約30名とが共に意見交換や南部戦跡をめぐるなどの平和学習を行い、交流会も開催する。
※3年おき実施
2.令和元年度(行程・研修内容)
●事前研修(7月24日)
(1)対馬丸記念館
対馬丸事件について概要説明を受けた後、対馬丸記念館内を配布された「対馬丸記念館ワークブック」を片手に学芸員の説明を聞いたり、各自で展示資料を見て回った。
観覧の様子
(2)沖縄戦体験者講話
元白梅学徒隊の中山きくさんによる講話を拝聴しました。戦時中のきくさんを描いた絵本「きくさんの沖縄戦」に沿って語られ、「命の尊厳と平和の尊さ」について考えさせられる貴重な内容でした。
●那覇長崎少年平和と友情の翼(1日目_8月16日)
懇親会 ホテルサン沖縄
長崎市の中学生30名のほか、引率者(青少年ピースボランティア)らを迎えての懇親会を開催しました。那覇市から、翌日一緒に平和学習を行う安岡中学校の生徒や学校関係者、教育委員会の方も参加し、交流を行いました。
●那覇長崎少年平和と友情の翼(2日目_8月17日)
平和祈念公園で平和の礎、平和の火を見学の後、参加者全員で献花・黙とうを行った。
平和祈念資料館の会議室にて、長崎市の生徒から長崎原爆についての説明を聞きました。また、那覇市の生徒からは沖縄戦の概要をクイズも含めて説明しました。
その後、長崎市と那覇市の生徒が一緒に「平和を実現するためには?」というテーマについて各グループで意見交換の後、グループごとに発表を行いました。
その後、沖縄県平和祈念資料館を見学しました。
ひめゆりの塔を見学し、ひめゆり平和祈念資料館にて講話を拝聴後、ガイドと共に糸数壕(糸数アブチラガマ)の中に入り、当時の様子について説明を聞きました。