更新日:2023年12月22日
避難行動要支援者名簿の提供に関する同意書、個別避難計画の作成及び返信のお願い
那覇市では、高齢者や障がいのある方など災害時に支援が必要となる人(避難行動要支援者)について、災害時の安否確認や避難支援に活用することを目的に、市が保有する情報を基に「避難行動要支援名簿」を作成しております。
避難行動要支援者名簿は、避難行動要支援者本人の同意があれば、災害に備え平常時から自主防災組織や自治会などの地域の団体に提供することが可能になり、平常時の見守り活動や災害時の安否確認、避難支援などに活用されます。
また、災害が発生した場合、ひとりで避難することが困難な方の避難誘導を円滑・迅速に行うためには、あらかじめ、一人ひとりについて誰がどのように避難を支援するのかまとめた「個別避難計画」を事前に決めておくことが大切です。
ぜひ、同意書、個別避難計画の作成及び返信にご協力ください。
対象の方
避難行動要支援者のうち、身体障害者手帳1・2級(総合等級)、療育手帳A1・A2、精神障害者保健福祉手帳1級の方等で、個人情報の外部提供の同意確認が未確認の方、個別避難計画未作成の方に文書を送付します。
送付文書
提出について
対象の方に、令和5年12月から令和6年2月にかけて随時送付しますので、提出期限につきましては送付文書をご確認ください。
避難行動要支援者名簿の提供に関する同意書、個別避難計画にご記入の上、同封の返信用封筒にてご返送ください。
避難行動要支援者に関するパンフレット
「ご近所のご協力で避難行動要支援者を守りましょう」 ・(PDF:5,169KB) 概要版・(PDF:1,246KB)
Q.避難行動要支援者とは?
A.那覇市に在宅で、災害時に自力で避難することが困難な方のうち、下記の1から7に該当する方です。
1.要介護認定1から5を受けている方
2.身体障害者手帳1・2級(総合等級)を所持する方
3.療育手帳A1・A2を所持する方
4.精神障害者保健福祉手帳1級を所持する方
5.特定医療費(指定難病)受給者証所持者のうち一部の方
6.小児慢性特定疾病医療受給者証所持者のうち一部の方
7.65歳以上の高齢者のみの世帯
Q.個人情報の外部提供に同意したらどうなるの?
A.同意した方の名簿を那覇市で作成し、地域包括支援センターや自主防災組織などの「避難支援等関係者」からの申請により提供します。
なお、名簿の提供を受けた団体には守秘義務が課せられます。
「避難支援等関係者」
1.民生委員・児童委員 2.地域包括支援センター 3.自主防災組織 4.那覇市社会福祉協議会 5.小学校区まちづくり協議会 6.自治会
Q.避難行動要支援者名簿に掲載する情報
A.1.氏名 2.住所 3.年齢 4.性別 5.連絡先 6.世帯区分(同居、独居)
7.支援が必要な理由(高齢者、障がい、要介護、難病など)
Q.自治会などに名簿情報を提供するとどうなるの?
A.あなたのことを、地域の自治会や自主防災組織などにお知らせすることで、次の支援につながりやすくなります。
○ 平常時 日常の声かけ等の見守りや避難訓練など
○ 災害時 避難場所への付き添いや介助、安否の確認など
ただし、名簿情報の提供に同意することで、上記の支援が受けられることを保障するものではありません。
Q.個別避難計画ってどんなもの?
A.要支援者一人ひとりについて、誰が支援するのか、どこの避難所へどんな方法で避難支援を行うかなどを事前にまとめた計画書のことです。 災害時の避難に必要な支援の内容を事前に決めておくことで、避難を円滑・迅速に行うことができます。
Q.個別避難計画を作成すると、必ず助けてもらえるの?
A.個別避難計画は、災害発生時に避難の支援を受けられる可能性を高めるためのものです。避難支援者自身やその家族などの安全が確保されていることが前提のため、災害時の支援が必ず行われることを約束するものではありません。
Q.個人情報の取扱いは?
A.個別避難計画の情報は、重要な個人情報です。情報提供はお住まいの地区の自治会や自主防災組織などの避難支援者等関係者から申請に基づき提供し、情報提供を受けた避難支援等関係者において、適正に管理します。