更新日:2025年1月24日
1.水道料金の改定が必要な理由
本市で供給する水道水は、全て沖縄県企業局から購入して市内に給水しております。
令和6年10月から県水道料金が段階的に値上げされ、令和8年4月には令和6年9月までの料金102円24銭/m3が33円46銭(約33%)値上げされ135円70銭/m3になります。年間の那覇市水道事業費用約66億円(令和5年度決算値)に対して県水道料金値上げによる令和7年度の影響額は約8億8千万円(13.3%)、令和8年度以降の影響額は約12億8千万円となり、県水道料金の値上げは本市水道事業に大きな負担増となります。
本市水道料金改定を行わなかった場合は
・令和7年度は約3億2千万円の赤字となります。
・令和8年度以降は毎年、約7億円を超える赤字となります。
・今後5年間(令和12年度まで)では累積赤字が約41億7千万円となります。
本市も水道料金の値上げを行わなければ安定した経営を継続できなくなるため、料金改定を行います。何卒、ご理解をいただけますよう、お願いいたします。
2.改定時期
使用者の皆様への周知期間を経て令和7年4月条例施行、令和7年6月分及び令和8年4月分からの段階的な料金改定を行います。
現行の供給単価(182.09円/m3)※と比較し令和7年6月分からは改定率12.6%・平均改定額+23円/m3、令和8年4月分からはさらに改定率5.5%・平均改定額+10円/m3の増額改定を行い、最終的には現行から改定率18.1%・平均改定額+33円/m3の値上げとなります。
※供給単価:1m3あたりの水の販売額(令和5年度決算値)
3.改定水道料金について
(1)水道料金体系表
(2)使用者への影響(改定後の水道料金目安)
※世帯人数は目安です。(1月で1人4~7m3程度の使用水量が想定されます。)
4.料金早見表
5.那覇市水道料金改定について
6.その他
(1)上下水道事業審議会
審議会からは、9月に本市水道料金改定(案)の内容について妥当との『意見書』をいただきました。
(2)市民意見募集
「那覇市水道料金の改定」について周知及びご意見を募るため、9月中旬から一か月間、市民意見募集を実施いたしました。その結果、2件の意見書提出があり、どちらも料金改定については概ねご理解をいただけた旨の内容でした。