水質Q&A
Q1 那覇市の水道水は安全ですか?
那覇市上下水道局では、国の定める水質基準項目を定期的に検査しており、全ての基準を満たしていますので安心してご使用ください。
水質検査結果については、以下のリンクよりご覧ください。
Q2 水の硬度について教えてください。
カルシウムなどの硬度成分が多い水を「硬水」、少ない水を「軟水」と呼びます。日本の地質は、平地の多くが火成岩土壌でできているため、全国的にほとんどの水が軟水ですが、沖縄本島の中・南部は石灰岩層(琉球石灰岩)で形成されており、その影響を受けた地下水や河川水は硬度が高い(硬水)という特徴があります。
なお、日本の水道水における硬度の基準は、石けんの泡立ち等への影響を防止する観点から300mg/L(1リットルあたり300ミリグラム)以下 と定められています。
那覇市の水道水は、沖縄県企業局が運営・管理する西原浄水場と北谷浄水場から送水され、市内の配水池を経て各家庭や学校等へと給水されています。
西原浄水場は北部のダムや北部山間地域の河川を主な水源としているため比較的硬度が低く、一方、北谷浄水場は中北部のダムや河川に加え、地下水を水源としているため、西原浄水場に比べて硬度が高くなっています。
このような背景を踏まえ、沖縄県企業局では平成15年(2003年)、北谷浄水場に硬度低減化施設を導入しました。さらに、多目的ダム等の水源開発の進捗により水源の選択が可能になったことから、できる限り硬度の適正化に配慮した水運用を行っており、水源の組み合わせにも工夫を加えることで、水道水の硬度低減化を図り、適正に管理しています。その結果、現在、那覇市の水道水においても、硬度が低減化された水を供給できるようになっています。
詳しい数値(硬度)は「水道水質検査結果統計」をご覧ください。
那覇市内給水区域の詳細については、那覇市の浄水場系統・配水系統をご確認ください。
沖縄県企業局の硬度適正化に関する詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
Q3 赤茶色の水が出るので心配です。
赤茶色の水の主な原因は給水管内部の鉄さびと考えられます。一戸建て住宅で、近隣でも同様な状況が確認される場合には配水管に原因がある可能性がありますが、自宅のみにこの状況が見られる場合には宅内の給水管が原因と考えられます。
鉄が水道を通して人に与える影響としては、例えば、臭味(金属臭や苦味)、お茶の色の変化、洗濯物の着色などがありますが、これらの影響が起こらないよう、水道水の鉄の基準は0.3mg/L(1リットルあたり0.3ミリグラム)以下に設定されています。
また、鉄さび自体は酸化した鉄で、少量であれば健康への影響はありません。
常に赤茶色の水が出ている場合は、溶けている鉄の量も多いと考えられますので、早めに給水管の取り替えをお勧めします。
Q4 水道水のカルキ臭が気になります。
日本の水道水は、水道法により水道水の塩素消毒が義務づけられており、蛇口の水において遊離残留塩素を0.1mg/L以上保持することが定められています。浄水場等において水系感染症の病原菌を消毒するために加えられた塩素が、配水池や配水管、給水管を経て蛇口の水まで消毒の効果が残っていることから『残留塩素』と呼ばれています。水道水に含まれる残留塩素の量は水系感染症の病原菌に対しては効果がありますが、人に対して有害となるような量ではありません。水道水のカルキ臭(塩素臭)は、この残留塩素によるもので、水道水が衛生上安心して飲めることを意味しています。しかし、臭いが気になったり、味が良くないと感じる方は、水道水を数分間程沸騰し続けると残留塩素を取り除く(※)ことができます。
また、一般的に冷やすことでおいしく感じます。(『Q6 おいしい水について教えてください。』参照)。
(※注意)ただし、残留塩素を取り除いた水は、消毒効果がなくなっていますので、早めに飲みきるようにしましょう。
Q5 水道水を沸騰させると白い沈殿物ができますが、何ですか?
白い沈殿物は、水道水から析出した炭酸カルシウムです。軟水でも析出することがありますが、ミネラル分が多量にある硬水の方が析出しやすくなります。
炭酸カルシウムなどのミネラルは、もともと水に溶けにくいため、沸かしたり、凍らせたりして結晶化すると再び水に溶けずに沈殿したり、浮遊したりします。
Q6 おいしい水について教えてください。
水のおいしさは個人によって感じ方が違いますが、厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」では、以下の条件を満たす水を「おいしい水」と定義しています。

(1)蒸発残留物:多いと苦味、渋味を感じますが、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味になります。
(2)硬度(Ca、Mg等):硬度が低いとクセが無く、高いと人によって好き嫌いが出ます。
(3)遊離炭酸:水に爽やかな味を与えますが、多いと刺激が強くなります。
(4)有機物等:水に含まれる有機物の含有量。多いと渋味を感じます。
(5)臭気強度:水につく臭い。数字が大きくなるほど不快に感じます。
(6)残留塩素:水道水中に残る消毒用の塩素は、水にカルキ臭を与えます。
(7)水温:冷やすことでおいしく感じます。
参考:厚生省(現厚生労働省)おいしい水研究会より「おいしい水の要件」
このページに関するお問い合わせ
上下水道局 配水課 配水係
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち1丁目1番1号
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ファクス:098-941-7826