更新日:2019年3月18日
~保健所で実施している難病の保健サービス~
1.家庭訪問
<訪問相談>
面接相談等により把握し、より支援の必要な方に対して、保健師が在宅難病患者の家庭を訪問し、療養上の相談や福祉サービスの利用等の助言を行うと共に、QOLの向上を目指して関係機関と連携を図りながら支援を行っています。
<訪問指導(診療)>
療養上の不安解消を図り、QOLの向上を図ることを目的に医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・歯科衛生士等と連携し、訪問診療を実施しています。
2.医療相談及び講演会の開催
同じ病気を持つ者同士を一堂に会し、専門家による医療及び日常生活に係る相談や指導助言を行うことで疾病についての正しい知識をもち、不安の解消及び日常生活上生じる問題や障害の軽減を図るために医療相談及び講演会を実施しています。
3.患者家族の交流会及び自助組織活動の育成・支援
<患者家族交流会>
患者・家族同士の交流や情報交換を実施することにより、孤立化を防ぎ社会参加を促し、地域における在宅療養者のQOLの向上を目指すために実施しています。
<自助組織育成・支援>
新規申請時の面接時は、「友の会」を紹介し同病者との交流をすすめています。また、医療講演会では、会員による「友の会」活動の紹介時間を設定し、積極的に会活動を紹介しています。
4.難病支援関係者のネットワークの推進
保健・医療・福祉等の支援関係者が難病患者の課題解決に向けて在宅支援体制の連携を強化し、難病患者の在宅ケアの充実を図ることを目的に、関係者ネットワーク会議、研修会、事例検討会等を実施しています。