梅毒

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ページ番号1007032  更新日 令和8年5月21日

梅毒(ばいどく)とは

梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主にセックスなどの性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。

オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。また、一度治っても再び感染することがあります。

主な症状

1期(感染から約3週間)

感染が起きた部位(陰部やくちびる、口の中、肛門など)にしこり(初期硬結)やただれ・潰瘍(硬性下疳)が出ます。股またの付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。痛みがないことが多く、気づかない場合もあります。

2期(感染から約数か月)

痛みやかゆみがない、3~10mm程度の赤い発疹(バラ疹)が、手のひらや足のうら、体中に広がります。治療をしなくても症状が消えますが、感染力が残っているのが特徴で、再発を繰り返したりし、皮膚や内臓で静かに進んでいきます。

晩期顕性梅毒(感染から数年から数十年)

治療をしないまま数年が経過すると、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ(神経梅毒、心血管梅毒など)、時に死にいたることもあります。

※必ずしもこの症状をたどるわけではなく、1期と2期の症状が同時に出たり、神経梅毒が早期に出たりします。

感染経路

梅毒をはじめとした性感染症は、性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。
感染しても無症状の場合もあり、治療に結びつかないだけでなく、自分の知らない間に他の人に感染させてしまうことがあります。

先天性梅毒

妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。

妊婦健診に梅毒検査が含まれていますので、必ず受けましょう。

治療

医師による診察と血液検査により、ペニシリン系などの抗菌薬(飲み薬・注射)で治療します。だいたい3~4週間かかります。また、必ずセックスパートナーと一緒に治療を受けることが重要です。

予防と対策

  • 不特定多数や見知らぬ相手とは性行為をしないことも予防になります。
  • セックスパートナーがいれば、一緒に検査・治療を受けましょう。
  • コンドームの使用は、避妊だけでなく、性感染症予防にも効果があります。膣性交だけでなくオーラルセックスやアナルセックスのときも相手の精液・膣分泌液とあなたの粘膜(性器や肛門、口腔)が直接接触しないよう、コンドームを適切に使用しましょう。
  • 心配な”感染の可能性のある行動”があれば性感染症の検査を積極的に検査を受けましょう。性的接触が多いなどリスクが高めの人は、1年に1回以上、定期的に検査を受けましょう。
  • 気になる症状がある場合は、症状に合わせて、泌尿器科、婦人科、感染症科、皮膚科などの医療機関に、早めに受診しましょう。

那覇市保健所でのHIV・性感染症検査については以下のリンクをご覧ください。

発生動向

過去10年の梅毒の推移

那覇市では中核市となった平成25(2013)年以降、令和5(2023)年に49例が報告され、過去最多を更新しました。令和7(2025)年の報告数は31件と減少しました。

日本では昭和23(1948)年から梅毒の発生について報告の制度があります。令和3(2021)年以降大きく増加し、令和4(2022)年以降は年間10,000例を超える報告がされており、注意が必要な状況が続いています。また、男性20代~50代、女性は20代が突出して増えています。

関連情報

このページに関するお問い合わせ

那覇市保健所 健康部 保健総務課 感染症グループ
〒902-0076 沖縄県那覇市与儀1丁目3番21号(那覇市保健所)
電話:098-853-7972
ファクス:098-853-7966