更新日:2024年11月21日
刊行物(センターだより・那覇女性史・リーフレット)
なは女性センターでは、毎月15日に「なは女性センターだより」を発行しています。2001年4月には、「女性室だより」から、現在の「なは女性センターだより」になりました。主な配布先は、那覇市三支所(小禄・首里・真和志)、公民館・図書館・児童館・公立こども園・公私連携こども園です。他に、沖縄銀行・沖縄海邦銀行・琉球銀行の各本店などにも置いています。
また、「那覇女性史」の販売や、リーフレットの無料配布も行っています。
No. | 発行月 |
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344号(PDF:3,013KB) | 11月15日号 |
343号(PDF:4,675KB) | 10月15日号 |
342号(PDF:3,946KB) | 9月15日号 |
341号(PDF:4,059KB) | 8月15日号 |
340号(PDF:3,554KB) | 7月15日号 |
339号(PDF:3,356KB) | 6月15日号 |
5月15日号 | |
337号(PDF:3,066KB) | 2024年4月15日発行 |
なは女性センターでは、図書の貸出し及び資料の閲覧ができます。
(貸出し期間は2週間 お一人2冊まで)
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・那覇女性史『なは・女のあしあと』は、女性史編さん事業として、1992年(平成4)から2001年3月にかけて行われ終了いたしました。
当時、これまでに、数多くの沖縄の女性の足跡がつづられてきましたが、女性の視点で、琉球王府時代から明治、大正、昭和を経て今日までの通史をつづったのは、はじめてのことでした。それだけに、各分野の専門家で組織した編集委員の数十回におよぶ討議、ワーキンググループの市民からの地道な聞き取り調査、そして、延べ90人近い執筆者の協力によって、全三巻の那覇女性史と、四冊の『なは女性史証言集』が完成しました。
辻遊郭、門中制度、「トートーメー」継承など、男性優位に築かれた社会、あるいは民主主義の到来といわれながらも、戦後の米軍支配におびえた時代など、他府県とは異なって、沖縄の女性を取り巻く環境は決してやさしいものではありませんでしたが、それでも、女性たちが明るく、たくましく生きてきたことが、これらの本でしっかり証明されています。
『なは・女のあしあと』は、「那覇女性史」をテーマにしていますが、人・モノ・情報の集散地として、那覇が県都としての役割を担っていることから、内容的には沖縄県をカバーする形で、女性史の概要を述べています。
ただ、課題もあります。県内でははじめての試みであり、何の見本もないまま、数少ない歴史史料を駆使しながらの編さん事業であったため、長く層の厚い女性の歴史を網羅するまでには至りませんでした。今後の研究が待たれます。
しかし、いずれにしても、かつてつづられることのなかった女性の生き方がここに記録されたことは、男性優位の社会を見直す大きな原動力になるものであり、女性と男性が対等に、豊かに暮らせる社会の実現につながるものだと思います。今後、『なは・女のあしあと』をたたき台に、沖縄の女性史研究がさらに進められることを期待いたします。(女性史編集員)
「なは・女のあしあと」のご案内 | |
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『なは・女のあしあと』 | |
『なは・女のあしあと』 | |
『なは・女のあしあと』 | |
『なは女性史証言集』 | |
※『なは女性史証言集』は、なは女性センターで販売しています。
「なは女性センター」の窓口で配布しています。 | |
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なは女性センター主催講座2022 | |
なは女性センター 25周年記念座談会 (A4判28ページ)(PDF:6,755KB) | |
自分らしく生きるために知ってほしい | |
世界にたったひとりの大切なあなたへ -ひとりで悩まないでご相談ください- (名刺大・リーフレット) | |
相談室「ダイヤルうない」 | |
レインボーなは |