沖縄振興開発金融公庫が発行する「サステナビリティボンド」への投資について

更新日:2024年11月8日

沖縄振興開発金融公庫が発行する「サステナビリティボンド」への投資について

 那覇市は、このたび、沖縄振興開発金融公庫が発行するサステナビリティボンド(第33回沖縄振興開発金融公庫債券(サステナビリティボンド)、以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。

 本債券の発行による調達資金は、沖縄が抱える社会・環境的課題の解決に資する事業への融資又は出資に活用され、国連の持続可能な開発目標(SDGs)(※1)の達成にも貢献するものです。日本政府のSDGs達成に向けた実施指針である「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」(2023年12月19日一部改定)においても、「SDGs を社会の変革につなげるためには、これを可能にする資金の流れが不可欠である。こうしたファイナンスの裾野を量的・質的に拡充していく観点から、公的資金(財政資金等)と民間資金(投融資等) の有効な活用等によりSDGs 達成に向けた取組を多様な手法で金融面から支援していくことが重要である。」とされています。

 なお、「サステナビリティボンド」とは、調達資金の使途が「環境改善効果を有するものであること(グリーン性)」及び「社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)」の双方を有する債券であり、ESG(※2)投資の対象となります。

 また、本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するグリーンボンド原則2021、ソーシャルボンド原則2021、サステナビリティボンドガイドライン2021及び環境省が定めるグリーンボンドガイドライン2022年版に適合する旨、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(※3)からセカンドパーティ・オピニオンを取得しております。


(※1) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと

(※2) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とは、これらの要素を重視・選別して行う投資のこと

(※3) DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社は、ノルウェー・オスロに本部を置く第三者評価機関である「DNV」の日本法人(兵庫県神戸市在)


<債券の概要>
債券名第33回沖縄振興開発金融公庫債券(サステナビリティボンド)
年限10年
発行総額100億円(那覇市の投資額は2億円)
発行日2024年10月18日

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