更新日:2024年4月15日
「思春期の心と体」のための意識啓発事業について
目的
本事業は、思春期の子どもたちの「人間関係づくりを考える」プログラムです。子どもたちの問題解決能力を高めるCAP(子どもへの暴力防止プログラム)の理念をベースに、自己コントロール感を得ることや人間関係トラブルから自分を守る方法を学びます。また、若年者同士の「デートDV」等の問題を取り上げ、(1)人間関係のパターンに気づくチャンスにする、(2)自己肯定感を持つための知識とスキルを持つ、(3)暴力の連鎖を断ち切ることなど、暴力やいじめの防止を図ることを目的として実施しています。
期待される効果
早い時期から人権に関する意識啓発を行うことで、いじめ防止やデートDV防止、将来のDV防止につながることが期待されます。
概要
対象者:那覇市立中学校の生徒
実施期間:令和6年5月~令和7年3月
会場:各中学校施設内(体育館・視聴覚教室等)
委託先:特定非営利活動法人おきなわCAPセンター
おきなわCAPセンターとは…
子どもへの暴力防止活動のワークショップの提供、講演会、学習会、研修会、養成講座の開催や企画、運営、会報(CAP通信)の発行を通し、人権・エンパワメント・ジェンダー・コミュニティ・平和等、あらゆる視点から暴力のない社会を目指して活動しています。CAPとは、Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の頭文字をとったものです。わかりやすい言葉で人権概念を教え、子どもたちがいじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力といった様々な暴力に対して何ができるかを、子ども、親、教職員、地域の人々に伝えるCAPプログラムを提供しています。
おきなわCAPセンター ホームページ(外部サイト) 電話:098-975-9753