更新日:2024年9月14日
うまんちゅ救急ステーション認定制度について
認定施設に掲示する表示マーク
うまんちゅ救急ステーション認定制度について
那覇市では、平成24年9月から「うまんちゅ救急ステーション認定制度」を運用しています。この制度は、那覇市内において心肺停止した患者が発生した場合、その場に居合わせた方が、「うまんちゅ救急ステーション」のAEDを用いて除細動を行い、一人でも多くの命を救える体制を整備した制度です。
制度の目的
この制度は、うまんちゅ救急ステーション認定制度を設け、当該制度の認定を受けた事業所等を活用した救急活動により、救命率向上につなげる体制を整備し、市民や観光客が安全・安心に過ごせる環境を整備することを目的としています。
設定の条件
1. 事業所等の営業時間内において、救命講習修了者がいること。
2. AEDが設置されていること。
3. 応急手当セット※が常備されていること。
4. 緊急時の応急救護体制が確立され、周辺住民や観光客に対し、AED及び応急手当セットを提供できるように従業員に周知されていること。
5. 年1回以上、定期的に救命講習を実施すること。
※応急セット・・・ポケットマスク、三角巾、包帯、ガーゼ、絆創膏、タオル、ハサミ、プラスチック手袋、マスク、体温計など
認定事業所一覧
うまんちゅ救急ステーション更新事業所一覧(令和6年9月現在)(PDF:205KB)
AEDとは
心臓が突然止まるのは、心臓がブルブルと細かくふるえる「心室細動」によって生じることが少なくありません。この場合には、できるだけ早く心臓に電気ショックを与え、心臓のふるえを取り除くこと(これを「除細動」といいます)がとても重要です。AED(=自動体外式除細動器)とは、この電気ショックを行うための機器です。コンピューターによって自動的に心室細動かどうかを調べて、電気ショックが必要かどうかを決定し、音声メッセージで電気ショックを指示してくれますので、一般の人でも簡単で確実に操作することができます。
応急手当の基礎知識
私たちは、いつ、どこで、突然のケガや病気におそわれるか予測できません。
応急手当とは、ケガや病気により、傷病者が突然に意識障害、呼吸停止、心肺停止などの状態になったときや、大出血により生命の危機に陥ったときに行われる手当をいいます。
応急処置マニュアル
応急手当講習のご案内
市民の皆様におかれましては、「もしも」のときに慌てずAEDを使用できるよう、是非とも消防局が実施しているAEDの取扱いも含む応急手当講習の受講をお願いいたします。
応急手当講習のご案内
最後に・・・
救命に必要なもの
- 迅速に救命の連鎖を開始 途切れることなくつなぐこと
- 助けたいと願う熱意
- ほんの少しの勇気・・・です。