（6月2日）新型コロナウイルスワクチン接種の実施状況、接種券の発送状況及び医師の皆さまへのご協力依頼について

はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら
本日は、新型コロナイルスワクチン接種の実施状況、及び接種券の発送状況について、市民の皆様にお知らせいたします。
本市での集団接種が、5月22日から始まり、これまで、合計1,916人の方に接種を行いました。また、事前に予約枠は埋まっておりましたが、一部キャンセルがあり、その余ったワクチンは無駄にならないよう医療従事者や民生委員、動員の職員に接種を行っております。
なお、30日（日曜）、なは市民協働プラザの集団接種会場におきまして、本来1バイアル、1瓶から5人分のワクチンが採れるものが、4人分しか採れない状況が発生いたしました。看護師2人でダブルチェックをしておりますが、誤った容量で希釈した可能性がありましたので、安全性を考慮して廃棄処分とさせていただきました。市民、県民の皆様にお詫び申し上げますとともに、今後はこのような誤りが起こらないよう、再発防止に努めてまいります。
接種券の発送状況につきましては、段階的に発送し、本日6月2日には、すべての高齢者の皆様への接種券発送が完了いたします。
6月からは集団接種会場が11か所に増え、個別接種も始まります。集団接種の予約状況は、6月5日（土曜）が1,580の予約枠に対して予約率92.3％、6月6日（日曜）が1,760の予約枠に対して予約率76.6％です。6月13日（日曜）までの合計では、9,290の予約枠に対して予約率67.9%と、まだかなりの空きがございます。接種券が届きましたら、どうぞ積極的にご予約くださいますようお願いいたします。
お電話でのご予約やご相談に際しまして、電話のお掛け間違いが多数発生しております。電話番号をお間違えないようお願いいたします。
ここ最近、沖縄県では新規感染者が急激に増加しており、全国で最も厳しい状況となっております。そして、感染者の約3分の1が那覇市在住者です。感染拡大を抑止するには、市民、県民の皆様のご協力が必要です。何とぞ、感染防止に細心のご配慮をいただきますようお願い申し上げます。
更に、感染状況を改善するためには、最大の切り札とされるワクチン接種を大幅に推進する必要があります。本市は、公民館等、市の施設11か所に集団接種会場を設け、うち2か所で毎日、5か所で水木土日の週4日、4か所で土日の週2日、集団接種を実施いたします。
今後も、ワクチン接種を加速させるために実施日を増やし、可能な限り市民の皆様のご都合に合わせて接種できるよう、環境を整えたいと考えております。そのために、さらに多くの職員の動員や業務の一部委託も行います。
しかしながら、ワクチン接種に際しての問診については、どうしても医師の皆様のご協力が不可欠でございます。医師の皆様へのご協力依頼につきましては、これまでも那覇市医師会様の絶大なるご支援をいただいておりますが、まだまだ不足している状況でございます。
那覇市内にいらっしゃる医師の皆様、沖縄県内にいらっしゃるすべての医師の皆様、この未曽有の大災害である新型コロナウイルスの感染拡大を乗り越えるため、なにとぞお力をお貸しください。ご協力いただけるのでありましたら、どうか那覇市保健所までご連絡を賜りますよう心よりお願い申し上げます。