12月市長メッセージ

更新日:2019年3月18日

 平和・こども・未来「ひと つなぐ まち」

 
 はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。

 第32代那覇市長 城間幹子やいびーん。

 みーしっちょーてぃ うたびみしぇーびり。

(皆様こんにちは。第32代那覇市長の城間幹子でございます。

 お見知りおきのほど、お願い申し上げます。)

 いま改めて、32万市民の安心・安全な生活を守る県都・那覇市の

市長として、その責任の重さを受け止めています。

 私は、翁長前市政がこれまで築き上げてきた「協働によるまちづ

くり」を、さらに確固たるものにし、未来へと伸びる希望のレール

を、さらに先へ先へとつなぎ、市政のさらなる発展を実現していく

決意です。

 私の目指す市政運営を表す言葉は
 
 平和・こども・未来「ひと つなぐ まち」
です。

 那覇には、琉球王国時代の王府としての歴史の中で育まれてきた

伝統や文化・歴史、そして共同体という絆によって培われてきた地

域という「力」、そして各分野で活躍し、縁の下で市政を支える人

という「力」があります。それぞれの「力」が幾重にも線で結ばれ、

多くの交わりを生み出した時、「ひと つなぐ まち」という大き
な面となり、大きな力を発揮して、風格ある県都・那覇市として、
さらなる高みに発展させるものと確信しています。

 私は、30年余にわたり教育現場に携わってきた中で、「人をつな
ぐ」、そのつながりを持続させていくことがいかに難しいかということ
も、心に深く刻んでおります。人と人、人と地域、人と企業をつなぎ、
心をひとつにして「まちづくり」を進めていくことは、私に課せられた
使命のひとつだと自覚しております。

 また、「初の女性那覇市長」という身に余る光栄をいただいてお

りますが、私自身、特にそのような意識は無く、これまで偉大な先

達(せんだつ)が塗り重ねてきた那覇市政というキャンパスに、女

性としての視点、発想、気配りという、新しく、優しい温かな色彩

を加えて、那覇市の未来を夢と希望でさらに大きく広げることがで

きると思っています。

 そしていま、那覇市に求められているものは、全県民で作り上げた沖
縄21世紀ビジョンの実現に向けて、県と強力に連携して推進してい
く県都としての責任であり、フロントランナーとしての役割です。

 那覇市がフロントランナーとなるうえで、一番大切な財産は、県都と
して備えた「求心力」だと考えます。

 求心力があるところには、人が集まり、そこで人々が交差し、文化・
伝統が育まれ、産業が生まれます。

 その求心力という財産を、より大きなものにするには、人を引き付け
る魅力を那覇市内の地域、地域に作り上げていく。そして、そこに活
気が生まれ、その集合体が那覇らしい活力となって、沖縄県を牽引し
ていく。そういう施策を推進していきたいと考えております。

 このように、求心力をより大きくする施策を展開しながら、「ひと 
つなぐ まち」の基盤として、「協働によるまちづくり」を継続して、
那覇市の発展に寄与する施策を強力に推進してまいります。

 これからの4年間、市民の皆様とともに、「ひと つなぐ ま
ち」により、子どもたちの笑顔がいつまでも光り輝く那覇市を創
り上げてまいる決意でございます。どうぞ ゆたさるぐとぅ う
にげーさびら。

 

平成26年12月5日
那覇市長 城間 幹子

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