【10月16日】「令和元年度　那覇市総合防災訓練」について

　 初めに、このたび東日本の太平洋側を中心に猛威をふるった台風19号により、犠牲となられた多くの方々に深くお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた皆様に心からのお見舞いと、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。本市としても、被災された市町村に対し関係機関と調整を図りながら、必要な支援を行ってまいります。
　それでは、「令和元年度 那覇市総合防災訓練」の実施について、市民の皆様にお知らせいたします。
　本年度の那覇市総合防災訓練は、10月26日（土）午前10時から、那覇市役所本庁舎及び周辺施設、なは市民協働プラザを会場に、大規模地震及び津波発生を想定した訓練を実施いたします。
　まず、市役所本庁舎及び周辺施設では、今回初の試みとして、瓦礫（がれき）などにより寸断された道路を再開させるため、対応機関相互の連携を確認する「道路啓開（けいかい）訓練」や、遺体の搬入受付、検視、身元確認などの手順を確認する「遺体安置所設置運営訓練」を実施いたします。
　さらに、車両の多重衝突や家屋の倒壊被害を想定し、自治会・自主防災組織と消防団との連携をはじめ、自衛隊、警察、消防、医療関係機関による実践的な救出・救助訓練を行ってまいります。
　また、県民広場とパレットくもじ前広場では、展示・体験ブースを設け、消火・けむり避難・応急手当体験や、炊き出し訓練、防災展示などを通し、ご来場の皆様に防災知識を深めていただきたいと思っています。
　そして、なは市民協働プラザでは、地域住民と協働による避難所開設運営、炊き出し、関係機関と連携したペット同行避難受け入れ、福祉避難所への移送者確認などの「避難所設置運営訓練」を実施いたします。
　大規模災害発生時には、市民一人一人が「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、適切な行動をとることが重要です。いざという時の備えとして、市民の皆様には、ぜひこの機会に訓練にご参加ください。
　なお、訓練当日は一部で交通規制や緊急車両のサイレン、ヘリコプターのプロペラ音も発生します。近隣住民の皆様には訓練中ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、安全・安心なまちづくりのため、ご理解とご協力を、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。
　いっぺー にふぇーでーびる。

令和元年度那覇市総合防災訓練実施計画（PDF：1,587KB）
那覇市総合防災訓練 会場全体図（PDF：996KB）
令和元年度那覇市総合防災訓練全体タイムスケジュール表（PDF：159KB）