【7月17日】翁長以清氏資料の寄贈及び公開について

更新日:2019年7月17日

翁長以清氏資料の寄贈及び公開について

 はいたい ぐすーよー ちゅーうながびら。
 本日は、今月19日(金)から9月2日(月)まで那覇市歴史博物館に展示することとなりました「翁長以清(おなが いせい)氏資料」について、市民の皆様にお知らせいたします。
 翁長以清氏は本市の若狭町のご出身で、小学校教師として戦前・戦後を通し、長きにわたり教べんをとられた後、大道小学校校長を歴任され、2008年に93歳でご逝去されました。
 翁長氏は、教職にあられた当時の学校生活の様子を記した記録資料を多数残されており、今年5月にご家族の皆様により、200点にのぼる貴重な資料が寄贈されました。
 なかでも特に注目されるのが、先の大戦中、久茂地国民学校の児童31人を率いられて宮崎県へ学童疎開された際の日誌です。
 学童疎開に関する日誌的な日々の記録は、これまで与那原町、名護市などで発見されておりますが、本市に所在した学校に関する資料の存在が明らかになるのは初めてです。資料をご寄贈くださったご家族の皆様のご厚意に、この場をお借りして、あらためて感謝を申し上げます。
 また、75年前の学童疎開の記録を通じ、戦争が当時の子どもたちの生活に与えた影響や疎開先での様子を、広く市民に伝えることは、「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちづくり」をめざす本市といたしましても、大変大きな意義があると思っています。
 どうぞ多くの皆様にご覧いただき、あらためて平和の尊さを考える機会にしていただければと思います。
 いっぺー にふぇーでーびる。

配布資料

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